综合日语3 综合日本语 第三册 第6课ユニット2

ユニット2和敬清寂

千宗室

お茶の精神と言えば、利休の唱えた「和敬清寂」という四字の中に集約されていると言ってよいでしょう。この四字を簡単に説明すれば次のようになります。

まず、「和」、これはお互い同士が仲良くする、和し合うということです。次の「敬」は尊敬するの「敬」であって、これはお互い同士が敬い合うと言う意味です。次の「清」、これはよく「静」と間違えて書く人がいますが、これは誤りで、「清」と書くのが正しいのですけれども、読んで字のごとく、清らかという意味です。それも目に見えるだけの清らかさではなくて、心の中が清らかであるということを意味しています。あなたがたは、運動場などでボール遊びなどをやっていて、シャツやズボンを汚してしまうことがよくあるでしょう。そういう服装に付いた泥や埃は、目で見て、すぐに分かるので、その泥や埃を払うなり、また、雑巾で拭き取ることもできます。しかしながら、顔や髪の毛に付いた埃は案外気が付きません。恐らく、服や手に付いた埃と同じよう汚れていたるのでしょうが、目に見えないために、あまり汚れていないように思うだけなのです。このように、はっきりと形にあらわれたものはすぐ分かりますが、心の中などはっきり形にあらわれない部分はどんなに汚れているのか分かりません。心の汚れは服に付いた泥のように雑巾でふきとるということができないのです。

それでは、この心の汚れやくもりを取りのぞくためにはどうしたらよいの

でしょうか。私たちはその手段をさがさねばなりません。それは清めると言うことではないでしょうか。自分自身で、自分の力で、自分の気持ちを清めようと言う心が一番大切なのです。このようなゆとりがあなたにあるとすれば、それは非常に幸せであると言えるでしょう。

最後の「寂」はどういう意味であるかと言いますと、これはどんなときにでも動じない心であると言えます。誰にも私たちの未来を予測することはできないのですから、どんな事態になったときでも、それに動じないだけの心を持たなければなりません。例を挙げると、あなた方はよく教室で先生からいきなり質問され、ハッとすることがあったでしょう。その時になって、「ああ、予習をしておくのだった」と嘆いても、もう遅いのです。そのように、恥をかかないため、失敗をしないために、あらかじめ予習をしておく、つまり心を作っておくと言うことが「寂」であるといってもいいと思います。このような「和敬清寂」と言うものをあなた方がお茶をするときに思い出し、考える。考えるだけではなくて、それを実際にあなた方がお点前をするときでも、またお客さんになったときでも、それを応用しよう実行しようと言う心構えを持つということが大事なことなのです。

千宗室『裏千家茶道教科』巻一より

提到茶的精神,可以都概括在利休倡导的“和静清寂”这四个字当中了。这四个字可以简单地解释如下。

首先,“和”指的是相互友好、和睦相处。第二个字“敬”是尊敬的“敬”,表示相互尊敬的意思。下一个是“清”,人们常把它误写成“静”,这是不对的,正确的写法应该是“清”,顾名思义,就是“清洁"的意思。它不仅指眼睛看得见的洁净,还指心灵上的纯洁。大家在操场上玩球的时候,常会把衬衫和裤子弄脏的,这种蹭在衣服上的泥土和灰尘一下子就能看出来,也能掸去或用抹布擦去。但脸和头发上的灰尘却不易被发现,它们可能和衣服或手上的灰尘一样脏,只是由于看不见

才不觉得那么脏而已。像这种有形的东西很容易被发觉,而像人的内心这种无形的东西,究竟有多么污浊就不得而知了。内心的污浊并不像衣服上的尘土那样可以用抹布擦去。

那么,应该如何除去这种内心的污浊和负疚呢?我们必须要找到某种方法,这种方法恐怕就是”净心“了。要自己靠自身的力量使自我的心灵得到净化,这种精神是至关重要的。如果你能够达到这种境界,可以说那将是无比幸福的。

最后一个”寂…字是什么意思呢?它表示在任何时刻都不会动摇。任何人都无法预测自己的将来,因此我们要有这样的心态--无论遇到什么事情都不为所动。比如说,大家经常在课堂上在没有精神准备的情况下突然被老师提问,这时你再慨叹“哎,要是提前预习就好了”,也为时晚矣。像这种为了不丢脸,不出丑而事先预习,即做好心理准备,这就可以称之为“寂”。

大家在做茶道之前应该想到,思考一下“和静清寂”。不仅仅是用脑子想,无论是你为客人点茶时,还是做客品茶时,都应该想着去应用它,去实践它,这是非常重要的。

解説?語彙

解説?文法

解説?会話以下?略

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