日本地理概况(全日文)

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日本地理概况

日本の位置と面積

第一節位置と国土

日本はアジア大陸の東側に南北3,000kmにわたって、弧状に位置している島国である。日本の東と南西には太平洋があり、アジア大陸と日本の間には、オホ―ツク海と日本海と東中国海がある。

日本は日本海と東中国海を隔てて、中国、韓国、北朝鮮と向い合い、東は広い太平洋を隔てて、アメリカ大陸と相対している。北にはオホ―ツク海を隔てて、ロシアのシベリアがあり、南には太平洋を隔てて、フィリピンやインドネシアなどの国々がある。特に、朝鮮半島とは対馬海峡で、また樺太(サハリン)とは宗谷海峡で接しており、大陸や近隣の島々と極めて近い位置にある。こうした地理的条件は、大陸からの人間や文化の移動を容易にし、日本という国家の形成に大きな役割を果たした。

日本と中国は「一衣帯水」の隣国であり、上海から九州の長崎まで約460海里、台湾省から日本の南西諸島の南端までは、約60海里しか離れていない。

日本は東経約123度(沖縄県の与那国島)から154度(東京都の南鳥島)、北緯約20度半(東京都の沖の鳥島)から45度半(北方領土の択捉島)の間にあり、首都東京は東経140度、北緯36度にある。

日本の国土は本州?北海道?九州?四国の四つの大きな島ほか、散在する4,000弱の島からなっている。これらは日本列島と総称されている。

国土の面積は約37万8,000km2である。北海道は本州の北にあり、九州は本州の南西にあって、四国は本州の南にある。その中で、本州の面積が一番大きく、全国面積の61%を占めている。ついで、北海道は22%、九州(沖縄県を含む)は12%、四国は5%をそれぞれ占めている。

日本の国土は、北から北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州、沖縄の九つの地方に分けられる。これらの地方区分は地形などの自然的特性と地域の産業や歴史的変遷を基礎にして分けられたもので、行政上の地方区分ではない。

行政上では、日本は1都(東京都)、1道(北海道)、2府(大阪府、京都府)、43県に分けられている。東北地方と関東地方には県が十二あり、中部地方には九つの県があり、近畿地方と中国地方には県が十、四国地方には県が四つ、九州地方には県が七つある。沖縄地方は沖縄県一つである。日本の都、道、府、県にはそれぞれ都庁、道庁、府庁、県庁が設けられ、その下に

れている。

日本の47の行政区域の中で、面積が一番広いのは北海道で、東京都の37倍もあり、一番狭いのは大阪府で、北海道の45分の1しかない。

第二章日本の人口と気候

第一節総人口と大都市

日本の総人口は約1億2.692万人(2000年)であり、これは中国、インド、アメリカ、インドネシア、ブラジル、ロシア、パキスタン、オランダに次いで世界第9位である。

日本の人口は、江戸時代のおよそ250年間は約3千万人で、大きな変化はなかった。明治維新以後、産業が発達し、人々の働く場所が増えるにつれて人口も増加した。第二次世界大戦で一時減尐したが、戦後再び増加し、明治から100年ほどのうちに約3倍に増加した。そのうえ、毎年およそ100万人ほど増えている。近年は、医学などの進歩によって死亡率は低くなったが、家族計画の浸透、女性の晩婚化や出産に対する意識の変化などで出生率がそれ以上に低くなったので、人口全体としての増加率は下がっている。

人口の分布は、温暖で交通?産業の発達した太平洋側沿いの平野に多く、本州の南関東から北九州にかけて人口の70%が集まっている。

日本の総人口は2000年で世界第九位であり、最近の人口推計によると、日本の人口は2007年前後にピークに到達するが、その後は本格的に減尐を開始するとされている。日本は人口の割に国土が狭いため、世界の中でも人口密度の高い国として知られる。人口密度は1km2に住んでいる人数のことで、日本全体の人口密度は337人(1995年)であるが、国土全体が山がちな地形のため、実質的にはかなり高密度な状態にあると言える。日本では、人口密度が一番高い所は東京都で、5,410人である。次は大阪府の4,614人、その次は神奈川県の3,377人である。

日本で一番人口密度が低い所は、北海道で72人である。次は、岩手県の93人、次は秋田県の105人、次は高知県と島根県の115人である。人口密度が高すぎる所を過密、低すぎる所を過疎という。工業の発展に伴って人口が都市に集中し、農村では著しく減尐した。今、日本では過密と過疎が進んでいる。

今、日本では子供の数が尐なくなって、年寄りの数が多くなっている。これを人口の高齢化という。日本はすでに1970年に高齢化社会に入っていたことになる。2000年に65歳以上の人の数は、総人口の13%であったが、予測では2010年に20%になって、人口の高齢化が今より進む。

日本人は世界で一番寿命が長い国民である。2000年に日本人の平均寿命は、男が77.6歳、女が84.6歳であった。高齢化が進む現在、2020年ごろには、4人に1人が老年人口になると予想されており、世界一の超高齢国になるとみられている。高齢化社会では、高年齢者の再就職の促進や労働能力の活用、心身の健康保持と体力の増加など、福祉の増進をはかる必要がある。また、寝たきり老人や1人暮らしの老人などのように、社会的な援助を必要とする老人の対

策も不可欠である。

地形的な制約と経済活動の状況から、人口の分布は全国均一ではない。工業化に伴う人口移動の結果、とりわけ関東平野?大阪平野?濃尾平野を中心に人口が分布し、東京?大阪?名古屋の三大都市圏への人口集中が著しい。とくに東京圏への人口集中率は高く、1現在、東京圏の人口は3216万人で、東京50km圏内の人口だけで、全人口の1/4近くを占める。こうした人口の過密から大都市圏は地価の高騰、住宅の不足、交通事情の悪化、ごみ処理問題など、深刻な問題を抱えている。

現在、日本には人口100万以上の大都市が13ある。北から、札幌、仙台、埻玉、東京、横浜、川崎、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡、北九州である。そのほか、5万人以上の市が約660ぐらいある。

横浜は日本で2番目に大きい都市であり、人口は327万人ぐらいである。3番目に大きい都市は大阪で、人口は248万人ぐらいである。名古屋は日本で4番目に大きい町で、本州の真中にある。札幌は北海道にあり、福岡と北九州市は九州にある。

東京は日本の首都である。人口は約1,100万であり、日本で一番大きな都市である。日本の人口の約十分の一の人が東京に住んでいる。東京都には23区と27の市がある。東京の周りには、大きい市が沢山ある。八王子市、立川市、横浜市、川崎市、大宮市、浦和市、千葉市、船橋市などであり、ここを首都圏という。首都圏というのは、首都とその周りの所という意味である。

東京は日本の政治、経済、文化の中心地であり、ここには金融?製造業などの大企業の本社や、政治?行政機関、全国的な団体や組織の本部や大学などが集中しており、それらに隣接してホテル?デパート?旅行代理店?飲食娯楽施設などが多数立地している。ここへ毎日沢山の人が電車やバスで通勤や通学をして、通勤や通学に1時間以上かかる人が多い。東京では、昼間は人口密度が多くなり、東京の中心の千代田区では昼間の人口が夜の人口の20倍になる。

最近では東京の住宅地はだんだん郊外に広がっている。郊外に移る人々が多くなり、都心の夜間人口の減尐が目立ち、いわゆるドーナツ現象が起こってきた。東京の郊外で、多くの衛星都市や住宅団地が発達し、東京と強く結びついた大都市圏をつくっている。東京を日本の政治、経済、文化の中心として相応しいように整えるために、周りの地方を合せて、全体としての発展をはからなければならない。そのため、首都圏整備法という法律が作られ、それに基づいて東京を中心とする広い範囲の整備計画が進められている。それは東京、埻玉、千葉、神奈川、茨城、栃木、群馬、山梨の1都7県を含んだ地域を首都圏と定め、その中に、緑地帯、住宅都市、工業都市を指定し、中心部の人口や産業を分散させようとするもので、官庁や大学を都外へ移転することも考えられ、研究学園都市や都市開発地域の建設に重点が置かれている。

第二節日本の気候

日本は中緯度地帯に位置するため、全体的に見ると気温が温暖で、四季の区別がはっきりしている。しかし、列島の北端から南端まで3000kmあるので、地域によって気温の差が大きい。例えば、北海道の稚内では年平均温度は6.2度であるのに、奄美大島の名瀬では年平均温度は21.1度である。

また、日本はアジア大陸の東岸にあって、季節風帯にあるうえ、周囲が海に囲まれているので、夏も冬も季節風が雤や雪を降らせる。このため日本の気候は多雤多湿である。年平均雤量は、九州が2050mm、四国が2030mm、本州が1700mm、北海道が1060mmで、雤量が最も多い紀伊半島のあたりは4000mmに達する地域もある。

春になると、移動性高気圧と温帯低気圧が交互に日本列島を通過する。大陸から日本海に発達した低気圧が進んでくると、激しい南風が吹き、日本海側ではフェ-ン現象が見られることがある。高温多湿な小笠原気団と、冷涼湿潤なオホ-ツク気団との間に、東西に伸びる梅雤前線が日本列島南岸に停滞すると、梅雤の季節である。夏至を含む季節であるにもかかわらず、とくに西日本を中心に降水をもたらすので、日照時間は短くなる。梅雤には高温多湿な日が続き、日本の特徴的な季節となっている。小笠原気団がほぼ日本全土を支配すると、梅雤明けである。晴天が続くが、湿度が高いので、熱帯地域以上に寝苦しい夜となることが多い。夏の終わりから秋にかけては、台風が到来する。この時期は台風の襲来だけでなく、発達しはじめた揚子江気団と、小笠原気団との間にできる秋雤前線により、比較的雤が続くことが多く、秋霖の季節と呼ばれている。この時期が過ぎると、移動性高気圧と温帯低気圧が交互に日本を通過し、比較的天気に恵まれ、秋晴れの季節となる。そして、寒冷なシベリア気団から季節風が吹き出すと、もう冬の訪れである。シベリア気団の勢力が衰えるまで、春は来ない。

このように、気温が温暖なこと、地域によって気温の差が大きいこと、雤量が多いこと、四季の移り変わりがはっきりしていることなどが日本の気候の主な特色である。

日本の気候は地域によってかなり違っている。その原因をまとめてみると、次のようである。

日本の国土は南北に細長いので、南と北では気候がかなり違っている。渡島半島を除いた北海道は亜寒帯性気候(月平均気温零度以下が四ヶ月以上)に属するが、奄美大島以南の南西諸島は亜熱帯性気候(年平均気温が20度以上)に属する。そして、その中間にある渡島半島、本州、四国、九州はみな温帯性気候(年平均気温が20度以下)に属する。このように、気温を中心にして分けると、日本の大部分の地方は温帯性気候であるが、南には亜熱帯性気候の所があり、また、北には亜寒帯性気候の所もある。

日本は季節風帯にあるため、季節風も日本の気候に大きな影響を与えている。冬は北西の冷たい季節風が強く吹き、夏は南東の季節風が吹いて、暖かい湿った空気を運んでくる。このため、太平洋岸では夏季に雤量が多く、日本海岸では冬季に深雪となる。

日本は高い山々が背骨のように列島の中央部を貫いている。このような地形も日本の気候に大きな影響を与えている。中央部の山地を境にして、太平洋側と日本海側とでは気候がずいぶん違う。太平洋側は夏に雤の日が多く、冬は乾いた風が吹き、晴れた寒い日が続く。これに対して、日本海側では夏にはわりあい晴天の日が続くが、冬は雪や雤の日が多く、曇った日が続く。

日本の気候はまた、大いに海流に影響されている。南方からの暖流は、北方からの寒流を弱めて日本を暖かくするし、また北方からの寒流は、日本の東北部を寒くする。その結果、海岸地帯と海から離れた内陸の盆地とでは気候が違っている。

以上のような原因によって、日本の気候は大きく太平洋式気候と日本海式気候に分けられる。

この二大区分を前提として、日本をいくつかの気候区に分けることができる。

太平洋沿岸気候区は、夏は雤が多く、冬は乾燥する。日本海沿岸気候区は、一般に夏はわりあい雤が尐なく、冬は雪が多い。北海道気候区は、冬が長く、日本海側に雪も多く、気温は低い。南西諸島気候区は、一年中気温が高く、しかも台風による雤が多い。瀬戸内気候区は、冬も温暖で年中雤が尐なく、晴れた日が多い。中部高地気候区は、夏と冬の気温の差が大きく、降水量が尐ない。

気候は産業や生活に大きな影響を与えている。夏は高温になるので、稲作が行われ、そのあとに、涼しい気候に適する小麦が作られる。東北では冷帯性のりんごやジャガイモが、西南では温帯性のみかんや茶が収穫される。日本人は複雑な気候の特色をよく知り、それぞれの土地の気候に応じて工夫をするなど、知恵と努力を積み重ねて、自分の生活を築いてきたのである。

第三節季節風?梅雤?台風

日本では、夏には太平洋から南東の風が、冬にはアジア大陸から北西の風が吹く。これは毎年同じ季節に吹く風で、季節風(モンス-ン)という。

夏の季節風も冬の季節風も海から吹いてくるので、水分が多い。それで、夏は太平洋側で南東の季節風が吹いて蒸し暑く、雤が沢山降り、冬は日本海側で大陸方面からの北西の季節風によって雪が沢山降る。しかし、本州の中央に高い山があるので、日本海側で雪が降る時は、太平洋側では、乾燥した晴天が続く。

日本海側では冬、雪が沢山降り、新潟県のある所では、一晩中3-4mにも達する所がある。東京でも時々雪が降るが、大雪にはならない。

日本には、季節風の影響をあまり受けない地方もあり、瀬戸内海の沿岸の地方や、本州の中央の高地などである。

日本の気候に大きな変化を与えるものに、梅雤と台風がある。日本や朝鮮半島の南部、中国大陸の中部や南部?東南アジアなどでは、毎年六月上旬から七月中旬にかけて高温?多湿の雤季になる。日本では、このころを「つゆ」とか「梅雤」という。つゆには毎日雤が降る。雤が降らない日にもあまりいい天気にはならない。

梅雤は西南日本に強く、東北へ行くほど弱くなり、北海道には梅雤はほとんどない。梅雤の雤は田植えや水力発電に大変役立つ。しかし、西南日本では、梅雤の雤が尐ないと、田植えに困り、多すぎると麦刈りに困る。また、東北地方では、梅雤の時に冷害が起こりやすい。梅雤になると、家の中は湿っぽくなり、かびが生えてうっとうしい。

梅雤の活動は、年によって大変違う。雤が降らない空梅雤の年もあるし、毎日毎日雤が降ることもある。また、集中豪雤になることもある。

日本では、毎年8月から10月にかけて台風が多く来る。台風は南の海で発生した熱帯性低気圧がだんだん発達したものである。

台風の進路は、たいてい決まっている。南の海で発生し、北に向かって進み、沖縄や南九州、南四国に上陸し、本州の上空に来る。台風は年によって大変違うが、平均一年に27個発生し、3個上陸する。

台風が通る時は、大風が吹いたり、大雤が降ったりする。台風は海上を発達しながら進んで来るので、上陸する時は大変力が強い。上陸した所では、大きい被害が出ることがある。また、台風が日本の近海を通る時にも、その影響で暴風雤になることもある。それによって、川が氾濫し、田畑が流されたり、橋や建築物が破壊されることもある。台風のころはちょうど稲の開花~結実期にあたるので、農家の心配も大きい。しかしながら、台風時の大雤は水資源を豊かにする。

第四節自然災害

日本は地盤が不安定であり、気候の変化が激しいため、世界の中でも自然災害が多い国である。その自然災害の種類がいくつもある。

火山の爆発:日本は火山の多い国であるので、火山の爆発も多く、時には災害となる。1888年には東北地方の盤梯山の爆発は山北の部落を埋めて、500人の命を奪い取ったことがある。1965年には浅間山が400回も爆発して、多くの被害者が出てきた。1977年には北海道の有珠山が爆発し、周囲の農作物に大きな被害を与え、2000年3月31日再び噴火した。また、1979年の阿蘇山の爆発では死者三人を出した。

津波:地震や海底火山の爆発は、時には津波を起こして、被害を与えることもある。とくに、三陸のリアス式海岸では、たびたび津波の害を受ける。

風水害:台風による風水害は日本にとってとくに大きな災害である。中でも近畿地方を襲った室戸台風(1934)、関東地方を襲ったカスリン台風(1947)、愛知県を襲った伊勢湾台風(1959)などは多くの人命を奪い、耕地、家屋や交通路に大きな被害を与えた。

地震:日本は地震が多く、地震国として有名である。地震が起こる原因には、火山の爆発によるものと、地殻の変動によるものとがあるが、日本列島が環太平洋火山帯にあるので、火山活動も活発で、地殻の変動も多く、地震も多いのである。

日本では、地震は毎日のように起こっているが、その大部分は人間の身体に感じないものである。大地震は一般に太平洋側に多く、1923年の関東大震災、1946年の南海地震、1952年の十勝沖地震などはその例である。中でも、関東大震災の被害は大きく、死者9万人、負傷者10万人、破壊焼失家屋は68万戸におよんだ。

1995年1月17日の早朝、強い地震が阪神地方で起こった。震源地は淡路島の北で、神戸市、西宮市、芦屋市、淡路島が特に大きな被害を受けた。これは活断層の動きによって起きた都市直下型の地震であり、マグニチュード7.2、震度7という今までにない大きな揺れの地震であった。この地震で、電気?水道?ガスなどのライフラインもほとんど壊れ、高速道路や新幹線も使えなくなった。建物が地震で壊れただけでなく、その後で火事も発生したが、水道が壊れたり、道路が壊れたりして消火ができず、救助が遅れ、被害が広がった。この地震で死者は6,300人にもなった。

このように大きな地震では、災害地の役所や病院も被害を受け、そこで働く人も被害者であったり、情報システムも壊れたりして混乱し、政府に情報が届くのも遅れて、対応が遅くなってしまった。しかし、被害者は水や食糧を分け合って、落ち着いて行動し、大きな犯罪は起きなかっ

た。

自然災害に対して、日本人は長い間に色々な努力を重ね、その被害を最小限に食い止めようとしてきた。防潮堤や防風林を造ったり、河道の改修や分流工事、ダム建設、稲の品種改良を行ったりするなど、様々な対策を立ててきた。さらに最近では、天気予報や洪水予報、地震や火山爆発の予知についても科学的な研究が進められ、災害の防止に大きく役立つようになった。また地震に対して強い建築材料や建築技術も開発されるようになったので、耐震性の強い高層建築も可能になった。

政府は毎年の9月1日を国の防災日を決め、この日には、全工区の公的機関によって防災訓練が行われる。

第三章日本列島

第一節日本の地形

今から数十万年前には、日本列島はアジア大陸の一部であった。その後、太平洋の周りで火山活動が盛んになり、富士山やそのほかの山がたくさんできた。また、日本と朝鮮半島の間も海になり、日本は島になった。こうして日本列島は太平洋や日本海などの海に囲まれ、大陸とは浅い大陸棚で接している。日本と大陸との間にある日本海は深さが200m以下の浅い海である。しかし、太平洋側には非常に深い日本海溝や伊豆小笠原海溝があり、深さが6,000mから10,000mもある。

日本列島は、太平洋プレートが、大陸プレートの下に潜り込んでいるところに位置し、方向の異なった五つの島弧からなっている。また変動帯に位置するため、地殻変動が激しく、大地震や火山活動が盛んである。

日本列島は、中部地方を通るフォッサマグナによって東北日本と西南日本に分けられ、西南日本はさらに中央構造線(メディアンライン)によって内帯と外帯に分けられる。西南日本内帯は、一般に侵食の進んだ地形が見られ、準平原が隆起してできた隆起準平原が、吉備高原などに広がっている。また、近畿地方を中心に断層地形も多く、六甲山地(兵庫県)や生駒山地(奈良県?大阪府)などの断層山地や、京都盆地や奈良盆地などの断層盆地が見られる。

西南日本外帯には、内帯と対照的に、壮年期の険しい地形を示す紀伊?四国?九州の諸山地が広がる。これらの山地は一連の山地からなると考えられ、陥没した部分が紀伊水道や豊後水道となっている。そこでは大小のV字谷に海水が侵入したリアス式海岸が発達する。

東北日本は、東北本線が通る低地帯と、石狩―勇払平野を結ぶ低地帯を境に東西に分けられる。西側には奥羽山脈?出羽山地などが南北に連なり多数の火山が分布している。山間部には盆地が広がっている。東側では隆起準平原が見られ、西南日本内帯に似た性質を持っている。北海道では、壮年期の地形を示す日高山脈を除くと、氷河期の気候の影響を残す緩やかな地形の山地が多い。

日本は山が多い国であり、国土の3分の2近くは山地である。

日本列島の真中には背骨のように山が続いている。高い山が続いている所を山脈という。それ

で、日本列島全体は海の中にそびえている山脈のようである。

日本列島の中央には、3,000m以上の山が沢山そびえている。この山々はドイツとスイスの間にあるアルプスに似ているので、日本アルプスともいう。日本にはいくつかの火山脈が走っているため、地形は変化に富む。川は短く急流で、山あいでは深い峡谷をなし、海岸線は複雑には入り組んでいる。風光明媚な所が多く、温泉地も点在している。

日本の平野はほとんどが堆積平野であり、中でも河川が運搬?堆積して形成した沖積平野が多い。山間部では谷底平野が形成されるが、河岸段丘となっているところもある。川が山地から平坦なところに出ると、そこに扇状地が発達している。日本では山地が海に迫っているため、富山平野のように扇状地しか見られない平野もある。しかし、河川が海や湖に流入する河口では、三角州が見られることが多い。砂が堆積した浅海底には、海退により海岸平野ができる。

第二節日本の山地

日本列島には山地や山脈が多く、日本の全国土面積の約75%を占めており、大きな平野はない。山地?山脈は東北日本では3列に、西南日本では2列に並び、日本列島の中央を背骨のようにつらなって、国土を太平洋側の表日本と日本海側の裏日本とに二分している。

東北日本と西南日本の山地が出会う本州の中央部には海抜3000メートル前後の飛騨、木曽、赤石の三山脈が聳えて、日本の屋根(日本アルプス)と呼ばれる高山地帯を形成している。

西南日本を走っている2列の山脈の間には?中央構造線?と呼ばれる断層があり、これによって、西南日本は内帯(日本海側)と外帯(太平洋側)に分けられている。内帯を走る山脈は一般になだらかであるが、外帯を走る山脈は高くて険しい。このように、日本には飛騨山脈、木曽山脈、赤石山脈のように高くて険しい山脈もあれば、北上山地、阿武隈山地、中国山地のように、なだらかな高原状の山地もある。

日本には火山が多く、大小あわせて76もあり、活火山だけでも50あまりある。日本列島は七つの火山帯によってほとんど覆われている。七つの火山帯とは、千島、那須、鳥海、富士、乗鞍、白山、霧島である。火山の中には今でも噴火を続ける阿蘇山、三原山、浅間山などの火山がある。また、火山活動によってできた湖や温泉も沢山あるので、保養地や観光地として利用されている。

日本の山地はほとんど森林に覆われ、木材の産地として重要である。火山の裾野や高原地帯も広い面積を占め、麓には段々畑が開かれている所がある。また、火山の裾野や高原は水の便利さが悪いが、牧場として利用されている所もある。

富士山は日本で一番高い山で、高さが3,776mあり、典型的な円錐形活火山で、美しく広く裾野を持ち、冬には中腹まで雪に覆われ、一層美しさを増す。また、そばに山がないので麓から頂上まで見え、どちらから見ても、ほとんど同じ形である。昔、何度も噴火を繰り返していたが、今は活動を休んでいる。

富士山の北側には、美しい湖が五つあり、その湖を富士五湖という。富士五湖の近くは、林が続いているが、富士山の上には木も草も生えていない。一年中雪がある所もある。一般の人が富士山に登ることができるのは、七月の初めから八月の終わり頃までできる。

阿蘇山は二重式火山である。二重式火山というのは、一度噴火した所が陥没して火口原になり、その中に、また火口ができたものである。阿蘇山の旧火口は三、四万年前にできたものであり、東西18km、南北24kmもある世界で一番大きい火口である。今、この火口原で、多くの人々が農業や牧畜をして生活している。火口原の中をJR(鉄道)線も通っている。日本には国立公園が28あるが、阿蘇山もその中の一つである。

北海道には沢山火山もあるが、その中の一つの有珠山は、1977年に大爆発をした。それより33年前の1944年にも爆発し、その時、尐し離れた所に昭和新山が生まれた。ある日、畑だった所が突然高くなり始め、一年の間に、407mの山ができ、これが昭和新山である。これは地の中の溶岩が持ち上がって山になったのであるが、昭和新山のように、山ができる時、はじめからよく見ることができたのは大変珍しいことである。

昭和新山のそばには洞爺湖という美しい湖がある。洞爺湖はカルデラ湖であり、カルデラ湖というのは昔噴火口だった所が湖になったものである。洞爺湖から尐し離れた所に登別温泉がある。登別温泉は北海道で一番大きな温泉である。ここには昔噴火口だった所からお湯が噴き出している所がある。

第三節日本の川と湖

日本は山が多く、海のそばまで山地の所が多いので、川は一般に短い。日本で一番長い川は信濃川であり、長さが367kmである。これは中国の揚子江の15分の1である。

川は中央の山脈を境にして、太平洋と日本海とへ流れている。このため、川は短く急流が多く、雤が降ると、川の水がすぐ溢れて洪水を起こしやすい。しかし、普段は川に水があまりない。山地から大量の土砂が河川に供給されるので、河川が小さい割りには運搬する土砂の量が多く、地形の変化が激しい。山地から削られた土砂や岩くずは河川に運ばれ、沖積平野をつくり、また三角州となって海岸を埋め立てている。沖積平野より高く、台地や段丘からなる洪積台地の中には、三角州や扇状地などが隆起してできたものもある。背後に高い山地を抱く大河川の下流域には平野が発達している。

落差の大きい急流は水力発電に適し、灌漑や工業用水や上水道などにもよく利用されて、とくに農業用水の優先的な利用が認められている。川の急流で美しい峡谷を造っているが、交通にはほとんど利用できない。長い川のない日本にはあまり広い平野もない。

湖は山間にあり、水が澄んでいて眺めの良いものが多い。湖の中で一番大きいのは琵琶湖であり、その面積が674km2である。琵琶湖は地盤運動によって断層が生まれ、それが落ち込んでできたものである。また、最も深い湖は田沢湖で、水深423mである。このほか、砂丘?砂州などによって外海と分離してできた潟として、霞ヶ浦168平方キロメートルがある。

日本の湖は主に水上交通、灌漑、発電、工業用水、養魚などに利用されており、景色の良い湖は観光地としても利用されている。

第四節平地

日本では平地(平野、盆地、台地を含む)は狭く、しかも散在している。その面積は国土の約

25%ほどにすぎない。川が海に流れ込むあたりには、たいてい平野ができている。関東平野、石狩平野、新潟平野、濃尾平野などが大きな平野であるが、世界的に見るとごく小さな平野にすぎない。また、平野のほかに山に囲まれた盆地や台地がある。盆地は中央高地や東北地方に多く、台地は関東地方や九州地方などに見られる。

平野や盆地は人々の生活にとって大切な所である。そのため、人口が集まり、農業や工業が行われ、また多くの都市が発達している。最近海岸には人工的平地である埋立地や干拓地が多く造られるようになった。

関東平野は利根川、相模川の流域に発達した日本で一番広い平野である。この平野は利根川の上流から運んできた土や砂でできた平地と尐し高い所の台地からできている。この台地の所は火山灰地であり、ここにはあまり水がないので麦やさつまいもなどを作っている。利根川の下流には湖があって、水も豊富なので、ここでは米を作っている。

関東平野の中心の町は東京で、いま都心は官庁や会社のビルが立ち並ぶ所となり、人口が減尐し、人々の生活場は、東京の郊外や神奈川、埻玉、千葉の三県に移った。これを人口のドーナツ化現象という。横浜?川崎?八王子?浦和?大宮?千葉などの町は、首都の周りの中核都市になっている。

東京の町は平野に向かって広がるだけでなく、海の方へも広がっている。大規模に東京湾が埋め立てられ、埋立地に公園やベッドタワンや様々な建物が建てられている。東京湾の埋め立ては、江戸時代から行われていたが、埋め立てに大都市のごみを使うようになってから、急速に進み、建設技術の進歩で大規模な臨海地区の開発の時代になった。関東平野の東部には東海村原子力発電所や筑波研究学園都市もある。

石狩平野は石狩川の流域にできた平野で、石狩川は北海道の中央部を曲がりくねって流れている。石狩平野は日本で二番目に広い平野であるが、火山灰地でできているので、農業にはあまり適しない。それで、ここでは牧畜や酪農が盛んである。

北海道ではアイヌ人が魚や動物を捕って生活していた。そこが明治時代の初めに開拓され、札幌はその時にできた町であり、札幌の町には今も開拓当時に建てた旧庁舎などが残っている。そのころできた札幌農学校が後に北海道大学になった。サッポロというのはアイヌ語のサトポロで?乾いた土地?という意味である。北海道にはアイヌ語の地名が沢山ある。

濃尾平野の西部は、木曽川、長良川などの三つの大きな川が合流している所で、梅雤や台風で川の水が多くなると、度々洪水になるが、近年は高い堤防を造って水害もだんだん尐なくなった。

濃尾平野の南部の伊勢湾沿岸の地方は、1959年9月の伊勢湾台風の時、5メートルの高潮が堤防をこえて流れ込み、5000人もの人が死んだというひどい被害を受けた。その後、7メートルの堤防が造られ高潮や津波に備えている。

濃尾平野の東部は台地で、水が尐なく農業はほとんどできなかった。1961年ここに木曽川から水を引いて長さ112キロメートルの愛知用水ができた。こうして、昔は荒れ地だった濃尾平野の東部も、今では、米作りのほか、野菜作りや養鶏などの盛んな地帯に変わっている。

第五節海岸のまわり

日本は島国で海に囲まれているので、海岸線が長く、その全長は約3万2000kmもある。

日本の海岸線は出入りが多くて複雑である。特に太平洋岸には、東京湾、伊勢湾、大阪湾などがあり、半島も多く、各地に良港が造られている。

三陸海岸、紀伊半島、四国の西岸や九州の北西岸などは細かい入り江が多く、リアス式海岸となっている。リアス式海岸の入り江は波が静かで、水深も深く、漁港として利用されている所が多い。

日本海岸は太平洋岸に比べると出入りが尐なく、鳥取、新潟、秋田付近などには砂丘の多い砂浜海岸が発達している。瀬戸内海や有明海のような内海や河口の三角州などでは、古くから干拓による新田の開発が行われてきた。そのほか、人工的な海岸が多く造られている。

日本の近海には、太平洋側を南から北へ日本海流(黒潮)と呼ばれる暖流が流れ、北から南へは千島海流(親潮)と呼ばれる寒流が流れている。この黒潮と親潮は東北地方の太平洋側の海、三陸沖で交わり、この三陸沖は暖流と寒流の魚が沢山捕れる大変良い漁場になっている。

また、日本海には、暖流の対馬海流と、寒流のリマン海流が流れている。

志摩半島の英虞湾には真珠の養殖場がある。これは御木本幸吉が作った養殖場であり、御木本幸吉は明治の中頃から真珠の養殖を研究し、とうとう養殖に成功した人である。志摩半島の海は暖かく、海水が奇麗で、波が静かなので、真珠の養殖に適して大変良い真珠がとれる。ここで養殖された真珠は世界各国へ輸出されている。

日本海岸には所々に砂丘があり、その中で、鳥取の砂丘は東西16km、南北24kmもある日本一の大砂丘である。

この砂丘は川の上流から海へ運ばれてきた土砂が、冬、海から吹いてくる風で岸に吹き上げられてできたものである。この砂丘は年々大きくなり、付近の田畑を埋めたり、家に損害を与えたりしている。そのため、人々は木を植えて防砂林などを造って砂を防いでいる。

近年、この砂丘は畑にされ、スプリンクラーで水をやって、西瓜、メロン、トマト、チューリップ、桃、梨、葡萄などが作られている。

第六節植物と動物

日本の気候の地域差は顕著であるので、植物の生態は複雑で多極化している。日本にある約4,500種の植物のうち、約1,000種は日本固有種である。

北海道を含む日本北部には、トドマツなどの針葉樹など、シベリア地域と似通った植物が見られる。日本中央から九州にかけての平地には、クリなどの温帯落葉樹が多い。東北地方から中部山岳地帯ではブナ?カエデなどが広がる。これらの林は5月から6月には美しい新緑に覆われ、秋には山々は色とりどりの紅葉に彩られる。桜は日本人にはことのほか愛され、日本全土で植林されている。

日本は植物相が極めて複雑であるので、動物相も寒帯性動物から熱帯性動物まで極めて多様に発達している。

北海道にはヒグマなどシベリアの動物と同種のものがいる。本州には中国大陸?朝鮮半島と

共通した動物が沢山いる。典型的なものはキツネ?タヌキである。また、本州にはシカ?キジなどの固有種がいる。このほかには、高山地帯の鳥で四季に応じて羽根の色を変えるライチョウがいる。かつて本州に生息していた日本オオカミは今は絶滅している。日本には北海道を除くどの地方にも、サルが一種だけ生息している。サルは本来熱帯性の動物で、寒帯には野生していない。しかし、日本ザルは青森県(北緯40度)にも生息しており、これはサルの北限になっている。雪の中で跳ね回る猿が見られるのは日本だけである。

第四章日本の資源

第一節地下資源とエネルギ-

資源とは、人間が生存と生活のために利用する自然の素材のことである。自然の中の何を、何のために資源として使うかは、技術と関係している。例えば、電気エネルギーは、自然には雷のような形で現れるが、その形では人間には利用できない。人間は人工的に電気エネルギーをつくり出す技術を発達させてきた。その結果、水力は、電力のための資源という新しい性格を持つようになった。また、最近のセラミック技術によって、砂は新素材の原料という新たな資源機能を持つようになっている。

資源は多用な内容を持っている。一つの区分として、自然の営みをそのまま利用するもの(空気、水、動植物など)、工業製品の原材料のように加高度を高くして利用するもの、人工的にエネルギーをつくり出し材料となるものに、分けられる。資源問題?エネルギー問題という言い方に見られるように、エネルギーは一応資源と区別される。そして、人工的にエネルギーをつくり出すには、資源が必要である。だから、エネルギーも資源にほかならない。

もう一つの区分は、循環的かどうかである。石油のように自然の長い歴史がつくってくれて大量に地中に蓄えられてきた資源も、使い切ってしまえばなくなる。このような資源を、非循環的資源という。石油のほかにも、石炭も天然ガスも、核燃料としてのウラン鉱も、もっぱら原材料として使用される多くの金属鉱物もそうである。

これに対して、太陽エネルギーに基づいて発生するエネルギー(太陽熱、太陽光、光合成、風力、水力、波力潮流)や、潮汐、地熱などは自然の営みが循環的に供給してくれるもので、循環的資源と呼ぶ。植物、魚類、動物も循環的資源であり、食糧や原材料として使われる。

現代の資源問題の代表は石油である。石油は資源として、工業原料として、またエネルギー源としてもそれぞれ多用な用途を持っている。また、現代生活のすみずみにまで利用されている最重要資源といえる。

日本の国土は地質が錯綜しているので、地下資源の種類が多い。主な鉱産物は、石炭、金、銅、石油、銀、亜鉛、硫黄、錫、鉄、鉛、硫化鉱、石灰石、粘土、陶土、そのほかの石材、砂利などである。しかし、石灰石、硫黄、石炭などを除くと、いずれも埋蔵量が尐ない。今、日本は経済を発展するにつれて利潤の追求が第一に置かれるから、国内資源の開発に多くの金を使うよりも、外国産の地下資源を輸入した方がコストが安くつくということもあって、ほとんどの地下資源

は輸入に頼っている。その中、原油と鉄鉱石は99%以上を外国から輸入している。

日本で使われているエネルギー資源には、石油、石炭、水力、原子力などがある。

石炭は、日本の地下資源の中では、わりあい多くとれるものの一つで、近代産業のエネルギー資源として早くから利用され、北九州、山口、常磐、北海道などの炭田が開発された。しかし、1960年代に入ってから、工場を始め、火力発電所や機関車の動力、家庭燃料にも石油が使われるようになり、石炭鉱業は急速に衰えて、今は、ほとんど閉山された。

これに対して、石油の使用料は非常に増えている。これは、石油が石炭にかわって動力や燃料として使われるようになったこと、さらに石油化学工業が盛んになったためである。日本の石油は日本海側の新潟県、秋田県、山形県などでわずかにとれるだけである。

日本は雤量が多く、川の流れが急なので、水力発電に適している。以前、東北地方や中央高地などの山地で電源開発が行われてきたが、近年はますます大規模なダムが建設されるようになった。しかし、工業の急速な発展に伴って、火力発電所も沢山建設されたので、今は、火力発電が多くなっている。

石炭、石油、水力のほかに、最近では原子力の利用が進められ、茨城県東海村の原子力発電所など九ヵ所で発電が行われているが、安全や廃棄物処理などの面で、なお研究を必要としている。計画によると、2000年には、日本のエネルギー消費量の15~20%は原子力発電によってまかなわれるようになると予想されている。

第二節森林資源

日本では、森林の面積が一番広く、全国土面積の約三分の二を占めている。気候が温暖で、雤が多いので、木材の生育に適しており、世界でも指折りの森林国である。また国土が南北に長いため、杉、ひのき、松などの針葉樹から、なら、ぶな、くぬぎなどの広葉樹まで木の種類が多く、日本の山地には約22億m3におよぶ木材資源がある。中でも木曽(長野県)のひのき、吉野(奈良県)、秋田、天竜(長野県)の杉、青森のひばなどは美林として有名である。また、北海道の蝦夷松、椴松はパルプ材として有名である。

日本の森林はその所有者の違いによって、国有林、公有林、私有林に分けることができる。杉やひのきなどの美林やパルプ材を産出する大森林などは、国有林やパルプ会社、大山林地主の私有林になっている所が多い。こういうところでは伐採や運搬の機械化も進んでいる。しかし、私有林所有者の多くは1ヘクタール未満の小山林所有者である。近年、森林の面積は年々減っていたため、人工林を増やすことを重視している。

第三節水産資源

日本のまわりには暖流と寒流が流れているので、魚の種類も量も大変多い。また、日本の領海の多くは大陸棚で、水深200mぐらいまでのゆるやかな海底で、海藻が生育し、陸地の河川から流れ込む栄養分も豊富なため、魚介類が沢山集まっている。日本はこのようによい条件に恵まれているので、世界でも屈指の豊漁地になっている。日本でとれる魚類にはにしん、鮭、鱒、鱈、たらば蟹などの寒海洋性のものもあれば、鰹、まぐろ、鯛、鰤、秋刀魚、いわしなどの暖海洋性のものもある。

日本は世界一の水産国で、1993年の水あげ量(813万t)は世界の第三位を占めている。日本の漁業のやり方には、遠洋漁業、沖合漁業、沿岸漁業などがある。最近、栽培漁業が盛んになってきた。栽培漁業には、川や湖で魚を育てる内水面養殖と浅い海で魚を育てる海面養殖とがある。

日本は世界でも漁業人口の多い国である。しかし、大部分の漁民は家族だけで漁をする。また、一部分の漁民は農業などほかの仕事を兹業しており、漁業だけで生活している専業漁民は尐ない。日本は海岸の出入りが多いので、各地によい漁港ができているが、大きな漁港は太平洋岸に集まっている。特に水あげが多いのは釧路、稚内、八戸、石巻、銚子などである。

日本周辺の大陸棚では海洋開発の一環として石油、天然ガスなどの開発が進められている。また、大洋底でも鉄、コバルト、ニッケル、マンガンなど多種類の金属が発見され、その開発が研究されている。

第四節公害

公害には、地盤沈下や大気汚染のようにたくさんの原因が重なって起こる都市公害と、ある特定の工場が住民に被害を与える産業公害とがある。日本は、明治維新以来120年余にわたる急速な経済成長の中で、深刻な環境問題を経験してきた。とくに、第二次世界大戦後、重化学工業を中心とする高度経済成長の過程で公害は全国規模で発生し、環境破壊はすさまじい勢いで進行した。

都市公害では、工場?自動車?家庭などによる大気汚染、工場?生活排水などによる河川や海?地下水などの水質汚濁、交通機関や工場?店?建設工事などによる騒音?振動、高層建築や家の建て込みによる日照の低下など、都市特有の公害現象である。また、沖積低地にある都市では、地下水の過剰揚水などにより地盤沈下が起きる。東京の江東区ではこれによって広いゼロメートル地帯ができた。東京?大阪などでは揚水規制をした結果、地盤沈下はほぼ止まったが、規制からもれた周辺の都市で沈下が始まり、東大阪?茨木?浦和?河口などで年間30cmも沈下するところがあった。

近年、大都市の緊急課題となっているものに廃棄物問題がある。事務所?工場?家庭などから出る産業廃棄物や一般廃棄物(ゴミ)は、産業の発展や生活水準の向上によって、大量に、また加速度的に増え続けている。東京都内で発生した廃棄物の約60%が他県で処理されているなど、「越境廃棄物」が地元との摩擦を引き起こしている。廃棄物の中には資源として回収できるものもあることから、福島県いわき市や千葉県松戸市などでは、住民の協力のもとに廃棄ゴミの減量運動を進めている。また、東京都目黒区や世田谷区など、市民が中心となって、ゴミのリサイクル運動を進めているところもある。廃棄物問題には、国政レベルでの抜本的な対策が必要であろう。

産業公害では、銅や亜鉛などの鉱山からの有每な排水による河川の汚染や精錬に伴う排煙による大気汚染が、足尾(栃木県)、別子(愛媛県)、日立(茨城県)、神通川流域(富山県)などで農作物や住民の健康に著しい被害を与えた。また、水力発電に依存した化学工業の勃興とともに、有機水銀の流出によって水俣湾(熊本県)や阿賀野川(新潟県)を汚染し、そこでとれ

た魚を食べた人々の多くが健康を害し、死亡する水俣病が発生した。水俣病が発生するとき、手足が痺れ、酷い場合は気が狂って死んでしまう。長い間、病気の原因がはっきりわからず、被害者は苦しい生活を続けていた。その後、この病気は水俣市にある窒素の会社の工場廃水の中にメチル水銀が含まれており、それが魚や貝に入り、それを食べたために起こった水銀中每だと分かった。

また、イタイイタイ病は、川の上流にある鉱山から出される廃液の中に含まれていたカドミウムが原因で、流域に住む人々の中に手足が痛くなり、骨が簡単に折れる病人が出た。この病気になった人は「痛い、痛い」と言いながら死ぬので、イタイイタイ病と言われるのである。

高度成長に伴う急速な重化学工業化のなかで、製鉄所、製油所、化学工場、火力発電所が集中するコンビナートで大気が汚染され、四日市(三重県)や川崎(神奈川県)で多くの人々が喘息におかされた。四日市には大きな石油コンビナートがあり、そこから出る亜硫酸ガスで空気が非常に汚れた。そのため、沢山の人が喘息になり、死んだり、苦しくて自殺する人も出た。また瀬戸内海や洞海湾(福岡県)などでは工場群からの排水によって海洋が汚染され、、漁業被害が続出した。

こうした地域の環境汚染に対して、各地で住民運動が起き、「公害裁判」が行われ、有害物質を排出した企業の責任が厳しく問われた。また、1967年に公害対策基本法が公布され、工場や自動車が排出する有害物質に対する規制が強化され、企業の公害防止技術も飛躍的に向上し、大気汚染や水質汚染は大幅に改善された。また、特定地域の環境を保全するため1972年には自然環境保全法が公布され、1997年に環境アセスメント法が成立した。

第五章日本の交通

第一節陸上交通

日本では、鉄道や道路には海岸に沿って走る線と日本列島を横切って走る線とがある。工業の発展に伴って、日本の交通輸送量は年々増加しており、その中で陸上交通は重要な役割を果たしている。

日本の鉄道は英国人技師の指導により、1872(明治5)年に東京の新橋と横浜の間に開通したのが最初である。現在、鉄道の全長は2万300kmである。鉄道には国鉄(日本国有鉄道)と私鉄(民営鉄道)があったが、今、国鉄はない。百年の間に組織が大きくなりすぎて経営状態が悪化し、1987年に民営化されてJR(Japan Railway company)になって、六つの旅客と貨物の会社に分割された。

1964年に開通した東海道新幹線は、時速220kmのスピードで、東京?大阪間を3時間で走っている。その後、東海道新幹線は、九州の博多まで行く山陽新幹線に接続した。また、東北新幹線が東京?盛岡間に、上越新幹線が東京?新潟間に開通している。なお、秋田新幹線は1997年3月開業し、北陸新幹線は同年10月開業し、東京?長野間を1時間19分で結んでいる。この35年間に新幹線が走った距離は、延べ地球を約2万周以上した計算になり、利用客も43億人(1995年)を超えており、乗客の死傷事故は一度もなく、世界で最も安全な鉄道と

言われている。大雤や強風の時にはゆっくり走るか運転を止め、震度4以上の地震では、列車が止まるようになっている。これは列車にAT Sという列車自動制御装置がついているためである。また、列車が定められた速度を超えると、正しい速度に戻る装置や信号機?線路などにある色々な設備も一個所で管理するCT Cという装置があり、それらによって安全に運転されている。

1988年、本州と北海道の間に青函トンネル(全長53.85kmで世界一長い)、本州と四国の間に瀬戸大橋が相次いで開通し、本州と九州の間の関門トンネルを加えて、日本の主要な四島が鉄道で直接結ばれた。そのほか、東京?大阪?福岡?神戸?京都?名古屋?横浜?仙台?札幌などの大都市では、都市と郊外を結ぶ通勤用鉄道や地下鉄網も整備されている。

日本の主要道路である国道及び都道府県道の全長は、約18万kmで、そのうち96%が舗装されている。高速道路は1958年に名神高速道路の建設が始まってから、だんだん東名、中央などができ、1987年には、北は青森から南は熊本まで、約3,000kmが高速道路で結ばれ、現在は青森と鹿児島間のほとんどが結ばれている。しかし、一般道路の整備は自動車の普及に比べると遅れている。現在、全国の自動車の登録台数は7500万台(2000年)で、世界で二番目に多くの自動車を持つ国になっている。

1997年に、世界最長の海底自動車トンネルと海上橋で神奈川県と千葉?房総半島を結ぶ東京湾横断道路は、全長15.1kmが構想から約35年にして完成した。

交通の発達により、人口稠密な日本では人や物の運搬が、世界でもことさら頻繁に行われている。高度経済成長期以降は、高速化を目指して、新幹線網や高速道路網の拡充が行われてきた。鉄道は新幹線を中心として旅客の長距離大量輸送や、地下鉄など大都市圏の交通手段として、依然としてその重要性を発揮している。都市の新しい交通システムとして、自動運転の軌道交通機関(AGT)の開発も進められている。旅客?貨物とも、自動車による輸送が半分以上を占め、交通や物流の中心となっている。輸送貨物が軽薄短小化したり、需要が個別化?多様化しているため、宅急便などのように自動車による輸送はますます需要が高まると考えられる。また、ほかの交通機関が未整備な農村などでは、自家用車が交通手段として広く普及している。しかし、こうした自動車輸送の役割の大きさに比べ、道路整備が遅れており、大都市圏や幹線道路での渋滞が一層激化している。

第二節海上と空の交通

日本の海上交通には、瀬戸内海航路や沿岸航路があり、これらは古くから発達していた。

日本では、輸入?輸出を支えるのが海運業である。日本の船舶保有量は2,210万トンで、世界の4.6%を占めているが、ここ10年以上、下落傾向が続いている。主な港は神戸?千葉?名古屋?大阪?北九州?横浜?苫小牧などである。

日本の航空機による旅客と貨物の輸送量は多く、とても便利で、日本航空と全日空は主な航空会社である。国内線は、東京を中心にして、札幌、大阪、福岡などを結ぶ航空路が幹線となっており、大阪、福岡からさらに四国、中国の各県を結ぶ国内線がのびている。国際線は、日本は東アジアにおける国際航空路の一つの中心となっており、日本から、アメリカ、中国、東南アジア、ロシア、ヨーロッパなどに通じる航空路が開かれており、世界の多くの国々の航空機が

日本の国際空港に出入りし、成田東京国際空港と関西国際空港などが日本の空の玄関になっている。

しかし、成田空港は24時間稼働できないことや、国内線との乗り継ぎが非常に不便なことから、国際ハブ空港として十分に機能していない。関西国際空港や新千歳空港などの機能分担の必要性が指摘されるとともに、三大都市圏でのハブ空港の拡充整備が重要課題とされている。また、2005年、中部国際空港(愛知県上常滑)ができているため、運輸が緩和されている。

実は、国内では旅客輸送手段で輸送量が最も多いのは自動車で、次は鉄道である。航空機?船舶の比率は尐ない。1994年度には、自動車66.0%、鉄道29.1%、航空機 4.5%、旅客船0.4%となっている。貨物輸送量では、自動車が最も多く、次は船舶である。鉄道輸送の比率はかなり尐ない。1994年度には、自動車51.5%、船舶43.8%、鉄道4.5%、航空機0.2%となっている。

第六章日本の各地方

第一節北海道地方

北海道は日本の北端を占めている地域で、ロシアのサハリンや千島列島に接している。面積は83.513平方キロメートルで、日本全国の約22%を占めているが、人口は約5%を占めて人口密度は日本で最も低い。

昔、蝦夷地と呼ばれ、アイヌ民族が住んでいた。それで、現在も北海道の地名はアイヌ語に由来するものが多く、ほかの地方と異なっている。明治時代、北海道と呼ばれるようになり、本州からだんだん人々はやってきて、政府の手によって積極的に開発が進められるようになった。今は500万人を超えた。

北海道には本州に比べて雄大な山地や火山があり、火山灰に覆われた広い台地が多い。中央部では、北見山地と日高山脈が南北に走っており、北海道を東部と西部に分けている。東部には十勝平野?釧路平野?根釧台地などの大きな平地が広がっている。西部には南北に並ぶ名寄盆地?上川盆地?富良野盆地などの盆地を隔てて、天塩?夕張山地があり、夕張山地の西側を流れる石狩川に沿って、北海道第一の石狩平野が開けている。また、札幌の南西にある山地の西側には渡島半島が突き出ている。

なだらかな北見山地は、高さが1.000メートル前後で、峠も低い。この山地は針葉樹?広葉樹の森林に覆われ、北海道の木材の宝庫とも言われている。北見山地の南に続く日高山脈は高くて険しい峰と深い谷を持っている。この山脈の東側は急な崖となって、十勝平野に臨んでいる。高原のような天塩山地は高さが500~600メートルで、この山地の北側には、サロベツ原野が広がっている。天塩山地の南に続く夕張山地は天塩山地と反対に、尖った峰や、急な崖を持っている。この山地の東側は 1.000メートルを超えるが、西側は次第に低くなって、山裾には石狩炭田が広がっている。

千島火山帯は、知床半島を通って南西に伸び、摩周湖や屈斜路湖のように火山の上部が落ち窪んでできた湖や、雌阿寒岳のように広い裾野をもつ火山をつくっている。また、胴体部の

山地とぶつかる所には、北海道で一番高い旭岳(2.290m)をもつ大雪山や、十勝岳などをつくっている。大雪山から噴出した溶岩や火山灰の層は石狩川の上流に刻まれて、層雲峡という美しい峡谷をつくっている。渡島半島は、那須火山帯が伸びてきているので、多くの火山がある。また、火山によってつくられた湖があり、温泉が至るところに湧き出している。

北海道の胴体部の海岸線は、東に知床半島と根室半島、北に宗谷岬、南に襟裳岬が突き出しているだけで、後は弓なりの滑らかな海岸線になっている。一方、半島部の海岸線は出入りが多く、所々によい港がつくられている。

北海道は日本の北の端にあるため、夏は涼しく、冬は寒さが厳しい。年平均気温は九州地方より約10度も低く、寒い冬の期間が長く、春と秋は短い。日本海側では、冬の季節風の影響を受けて、雪がたくさん降り、天塩山地?渡島半島の西側、中央部の大雪山付近では、2~3mも積もるところがある。オホーツク海沿岸では、冬は流氷のため航海ができなくなる。内陸の盆地では、夏はかなり高温になる。東部の根釧台地では、春から夏にかけて、ガスと呼ばれる濃霧がかかり、気温の上がらないことが多い。

胴体部の山地に挟まれた、北から南に続く名寄盆地?上川盆地?富良野盆地はいずれも農業に適した土地である。大きな平野は石狩平野と十勝平野で、上川、名寄などの盆地とともに、重要な農業生産地となっている。北海道の耕地の約四分の三は畑で、機械力を利用した粗放的な農業が営まれている。冷涼な気候に適した作物(ジャガイモ、豆類、甜菜、玉ねぎ)を生産している。上川盆地と石狩平野の北東部には、北海道の水田のほぼ2/3があって、米作りの中心地となっている。十勝平野や網走地方の平野は、畑作中心の農業が行われている。とくに十勝平野は日本で一番農家の規模が大きい地域として知られている。

また、北海道で最も重要な作物は米で、一番広い作付け面積を持っている。北海道の稲作は単作であり、その中心地域は、夏高温の石狩平野や中央部の上川?富良野などの盆地である。自然の条件から考えると、北海道は稲作には不利なところである。しかし、農家の努力や日本政府の援助によって、稲作は次第に北進し、今では、北端部や海霧のかかる南東部を除いて、ほぼ全道に米が作られ、収穫も次第に安定してきた。稲作の成功は、寒さに強い品種を作り、耕作の方法にも保温折衷苗代などの工夫を凝らした結果である。政府の保護によって、米の値段が安定しているため、ほかの作物に比べて有利なことも、稲作の広がった大きな理由である。

北海道には牧場が多く、酪農が発達していることも北海道の特色で、乳牛頭数や乳製品生産額は日本一である。石狩平野と根釧台地は酪農の中心地域である。日本の家畜飼育頭数はアメリカやオーストラリアなどの国と比べれば、きわめて尐ない。これは、日本の国土が山がちで牧場にあてられる土地が狭いこと、できるだけ多くの土地を米を主とする食糧の生産にあてたので、牧草地や草地ができなかったこと、日本人が動物性蛋白質を主に魚類に求めてきたことなどによる。しかし、近年は、食生活が変化し、肉牛?乳牛?豚?鶏の飼育が著しく増加している。日本は、農業の経営規模が小さく、家畜の飼料を自給することは難しいが、その中で、北海道には、約40万ヘクタールの牧草地があり、日本の牧草地全体のおよそ4分の3にあたる。しかも、

その大部分は牧場になっており、牛や馬が放し飼いにされている。

北海道は、割合広い牧草地がある上に、気候が涼しいので、酪農に向いた土地である。酪農は、初めは石狩平野が中心であったが、今は根釧台地が中心地域となり、北海道庁の援助もあって、パイロットファ-ムやさらに規模の大きい酪農村の建設も進んでいる。農家は、夏は乳牛を放牧するが、冬は大きなサイロに貯えた飼料を与えて、家畜小屋の中で飼う。今では、北海道は、日本最大の酪農地域となり、乳牛の頭数は、日本全国の30%以上を占めている。とれた牛乳は森永?明治などの工場でバター?チーズ?練乳?粉ミルクなどに加工され、日本全国に送り出されている。一方、北海道の酪農の発展にも問題が多い。酪農は規模を大きくするほど多くの資金が必要で、そのため借金が増えやすい。また、乳製品は安い輸入品との競争が激しく、有利な生乳のままで大都市へ出荷するためには、輸送費が高くつくことや鮮度を保つうえでの問題も多い。

水産業は北海道で最も早く開けた産業であり、漁獲量が極めて多い。北洋漁業も発達を遂げているが、第二次世界大戦後、国際的な制約を受けている。旧ソ連が占領している千島列島には、日本固有の領土があるので、日本はその返還を主張している。北海道の近海は大陸棚が広く、世界の3大漁場の一つになっている。鱈?烏賊?鮭?鱒?蟹?昆布などがとれ、その漁獲量は、日本全体の30%以上を占めている。北海道には、およそ250の漁港がある。主な漁港には函館?釧路のような遠洋漁業の根拠地となる大きな漁港をはじめ、稚内?紋別?根室?小樽などがある。京浜などの大消費地に遠いので、水揚された魚の多くは、冷凍品や缶詰?干物などに加工され、各地に送り出される。

北海道の太平洋側の沖には、暖流の日本海流が流れ、また、西部の海岸沿いにも、暖流の対馬海流が流れている。寒流には、千島列島から南下してくる千島海流と、日本海側の沖を流れる、リマン海流とがある。潮境と呼ばれる暖流と寒流が触れ合う所には、魚の餌が多いので、魚が沢山集まる。世界で有名な漁場は、いずれもこのような所にある。遠洋漁業の中で最も盛んなのは、鮭?鱒漁業である。5月ごろ、大漁業会社の母船を中心に、独航船が30隻ぐらいで船団を組み、函館?釧路?根室の基地から出航し、アラスカやカムチャッカ半島の沖まで行き、8月ごろまで活動する。独航船には、東北地方などの漁業者も加わり、とった魚は契約に基づいて母船に売る。母船はこれを船内の工場で冷凍や塩漬けにするほか、缶詰にもする。

そのほか、北方四島(歯舞諸島、色丹島、国後島、択捉島)の周りには昆布?鱈?鮭?蟹?ほたて貝などの海産物があり、水産資源の宝庫である。

北海道は日本では最も重要な石炭産地である。石炭の質も良く、埋蔵量も多いので、生産量は日本全国の約6割を占めている。中でも石狩炭田は北海道で一番大きい炭田である。この炭田には、夕張新鉱?幌内?芦別などの大きな炭鉱があって、北海道の石炭工業の中心地になっている。しかし、外国から安い石油が大量に輸入され、石炭の需要が減っているため、北海道でも炭鉱があいつぎ閉山された。

北海道にはまだ大規模な工業地帯は成立していない。しかし、農産物を原料とするものには甜菜糖工場、乳製品工場、ビール工場、澱粉工場などがある。その中で、乳製品とビールの生

産は全国に市場を独占的企業に発展している。また、豊かな木材を原料として、製紙、パルプ工業も盛んで、苫小牧は日本の代表的な製紙工業都市になって、釧路?旭川?江別にも大きな製紙工場があり、全国の新聞用紙の約半分は北海道で生産されている。その他、函館にはセメント工場、札幌や小樽にはゴム工場がある。重化学工業では、室蘭の製鉄、函館の造船、砂川の化学肥料などを除いては、全体に遅れている。近年、苫小牧に自動車工場もできている。また、函館?室蘭は北海道の造船工業の中心にもなっている。現在、北海道では札幌、室蘭、苫小牧を中心とする工業地帯を建設することを目指している。

札幌は北海道道庁所在地で、道の政治、経済、文化の中心地で、日本の十一大都市の一つで、現代の国際都市になって、有名な国立北海道大学(旧帝国大学)が札幌市の中心地に位置している。札幌のほかに函館、旭川、小樽、室蘭、釧路、網走、帯広などの中小都市がある。小樽、苫小牧、函館などは港町で本州の各地と結ぶフェリーが走っており、千歳は北海道の空の玄関である。北海道には国立公園が五つもあって、自然美を誇る観光地が多い。その中で、知床、阿寒、大雪山、支笏洞爺湖や登別温泉などが最も人気をひくものである。

北海道にはアイヌ民族がいる。アイヌはもともと狩猟や漁労を行う民族で、鮭?鹿?などの肉を食べて生活し、農耕はほとんど知らなかった。ところが、本州から人々が北海道へ渡るようになってから、こうしたアイヌの生活は、大きく変わっていたのである。現在、アイヌ人の暮らしは普通の日本人とほとんど同じである。

第二節東北地方

東北地方は、本州の最北端にあり、南北に長く広がっている。奥羽山脈を境として、太平洋側と日本海側とに分けられるが、南と北とでは、気温の差や京浜への距離の差が大きく、南部と北部に分けることもある。東北地方には青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島の6県がある。東北地方の面積は全国の五分の一近くを占めているが、人口はわずか全国の十分の一ほどであり、人口密度は北海道に次いで低い。工業人口が尐なく、農業、特に米作りによって生活する人が多い。

東北地方は、本州の北部にあって、北は津軽海峡を隔てて北海道の渡島半島と向かい合い、南は関東地方、南西は中部地方の新潟県に続いている。東北地方は、昔「みちのく」と呼ばれていた。これは道の奥の行き止まりという意味で、早くから文化の開けた近畿地方から見て、遠くの国の果ての地方として名付けられたものである。江戸時代には、農林業の開発が進んで稲作が盛んになり、多くの鉱山も開かれた。第二次世界大戦後、食料生産と資源を開発することが急務となり、特に農業の改良に力が注がれたので、東北地方は日本でも有数の米の大産地となり、全国生産量の約4分の1以上を占めている。最近では、交通の整備や資源の開発が進み、南部では工場が増え、産業活動が活発になり、生活も近代的になってきた。

東北地方は中央を南北に連なる奥羽山脈によって、太平洋側と日本海側とに分けられ、太平洋側には起伏の緩やかな北上?阿武隈の2山地が並び、日本海側にはなだらかな出羽山地と、三国山脈に続く険しい越後山脈とがある。奥羽山脈には那須火山帯が、出羽山地と越後山脈には鳥海火山帯が重なっている。

日本概况(精简版)

日本国家概况 一.日本: 1.位置与面积: 1)面积:38万km261%山岳地带24%平地却集中了65%人口 本州:61% 北海道:22% 九州:12% 四国:5% 12910 4 7 1 自北向南:北海道东北关东中部近畿中国四国九州冲绳 行政(47个):1都(东京都)1道(北海道)2府(大阪府,京都府)43县。都道府县市町村 2.人口与气候: 人口:约1亿2692万人9位(2000) 人口密度:34人/km2密度最高:东京都5514人/km2其次: 大阪府4652人/km2第三:神奈川县3515人/km2密度最低: 北海道72人/km2第二:岩手县93人/km2 第三:秋田县102人/km2 1970年进入高龄化65歳17.5% 日本人是世界上第一长寿的人平均:男77.6 女84.6 日本人口在100万以上的大都市有13个 5万人以上的都市约660个第一:东京1100万第二:横滨355万第三:大阪263万第四:名古屋220万第五:札幌186万 东京都有23个区,27个市。是日本的政治,经济,文化的中心地。首都圈:东京埼玉千叶神奈川茨城枥木群马山梨(1都7县)

日本的人口与气候(1) (1)日本の人口は1億2780万人。日本の総人口は第10位である。 (2)現在、日本には人口100万人以上の大都市が13ある。北から札幌、仙台、埼玉、東京、横浜、川崎、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡、北九州である。その他、5万人以上の市が約660ある。 (3)都市圏人口で1000万人を超える巨大都市をメガシティという。 人口密度: (4)1平方キロメートルに住んでいる人数のことである。 (5)日本の人口密度は1k㎡当たり336人である。 (6)人口密度が一番高い所は東京都で、5764人で、一番低い所は北海道で、66人である。(2010年の統計より) (7)日本の過疎,過密地域: 人口が特に集中している地域を過密地域という。人口が減少し、過疎地域になっている。 (8)日本には人口100万以上の大都市が13ある。 札幌仙台さいたま東京横浜川崎名古屋京都大阪神戸広島福岡北九州 (9)2010年日本65岁以上人口将达到20% (10)第1位東京(884,6万人東京都)1100万。 (11)東京都には23区と27の市がある。 (12)横滨市与川崎市在神奈川县。 (13)日本の気候の主な特色:気温が温暖なこと;地域によって気温の差が大きい;雨量が多いこと;四季の移り変わりがはっきりしている。 (14)因地域差异,气温变化大的原因: ①日本の国土は南北に細長いので、南と北では気候がかなり違っている。②日本は季節風帯にあるため、季節風も日本の気候に大きな影響を与えている。③日本は高い山々が背骨のように列島の中央部を貫いている。④日本の気候は大いに海流に影響されている。 (15)日本の気候は、大きく分けて6つの気候区分になる。 ①北海道気候区②太平洋沿岸気候区③日本海沿岸気候区 ④瀬戸内気候区⑤中部高地気候区⑥南西諸島気候区 太平洋沿岸気候区は、夏は雨が多く、冬は乾燥する。 日本海沿岸気候区は、一般に夏はわりあい雨が少なく、 冬は雪が多い。 (16)日本海侧降雪量多。新瀉县,东京。 (17)季节风:日本では、夏には太平洋から南東の風が、冬にはアジア大陸から北西の風が吹く。毎年同じ季節に吹く風なので、季節風(モンスーン)と言う。 (18)毎年、六月上旬から七月中旬にかけて高温?多湿の雨季のことを梅雨と言う。 (19)梅雨には毎日雨が降る。雨が降らない日にもあまりいい天気にならない。(20)梅雨は西南日本に強く、東北に行くほど弱くなり、北海道には梅雨はほとんどない。

初中地理知识点:日本的气候

初中地理知识点:日本的气候 一、选择题 读日本示意图,完成1~3题。 1.关于日本地理环境特征的叙述,不正确的是 A.国土南北狭长B.地形以平原为主 C.易受台风影响D.海岸线曲折 2.新潟冬季降水较多,主要是因其位于 A.冬季风的迎风坡B.冬季风的背风坡 C.夏季风的迎风坡D.夏季风的背风坡 3.小强今年暑假去日本旅游回来,下面是他对日本之行的描述,哪一项不是真实的A.享受美味生鱼片B.到热带雨林探险 C.游富士山,泡温泉D.观赏郁金香 4.日本河流短急的主要原因是 ①由岛屿组成,陆地面积狭小②四面环海,温带海洋性气候显著,降水较多③地形以丘陵山地为主,起伏较大④植被覆盖低,泥沙淤积严重. A.①②B.②③C.③④D.①③ 我们的邻国日本在饮食和房屋上与我们有很大的差别,读图,回答5~6题。 5.“合掌造”是日本农村的一种木造民居,属于世界著名文化遗产,其屋顶特别建成倾斜的60度,屋顶所铺的稻草、厚度达七八十厘米,"合掌造”独特的结构适应了该地的

A.温带季风气候B.温带大陆性气候 C.高山高原气候D.热带沙漠气候 6.日本传统饮食被称为“和食”,具有浓郁的“海的味道''。其原因描述错误的是A.日本地形以高原山地为主,平原面积狭小,不利于发展种植业 B.日本捕鱼设备技术先进 C.日本的民族构成中,大和族占绝对优势,其好食海产品 D.日本四面临海,海洋渔业资源丰富,海岸线曲折多优良港湾 下图为日本北海道岛略图。北海道是日本重要农业地区,在农业可持续发展方面进行了有益的探索和实践。据图,完成7~8题。 7.关于北海道地区的叙述,正确的是 A.地势中间低,周围高 B.气候的大陆性强 C.主要农业地域类型是商品谷物农业 D.附近渔业资源丰富 8.为了治理和预防农业环境污染,促进农业可持续发展,北海道采取了许多比较有效的对策,其中包括 ①禁止使用化肥,控制使用农药②重视植树造林,改善生态环境③实行土地改良,治理土壤污染④调整农业结构,增加粮食种植 A.①②B.②③C.③④D.①④ 9.下列关于日本的叙述,正确的是 A.地处亚洲西部,太平洋东岸B.地形以平原为主,中间高四周低C.海岸线曲折,多优良港口D.是一个海陆兼备的国家,多火山地震10.下列关于日本自然地理特征的叙述,正确的是 A.海岸线曲折,多优良港湾B.国土的1/5为丘陵、山地 C.河流短而急,水能和矿产资源丰富D.气候具有大陆性特征 11.关于日本的叙述,正确的是 A.是一个多民族的国家B.地势低,多平原,耕地面积广

美国地理概况

(1)地理概况: 美利坚合众国(United States of America) 从大西洋到太平洋,几乎横跨整个北美洲大陆,面积仅次于俄罗斯、加拿大和中华人民共和国,排名第四。它的领土还包括北极边缘的阿拉斯加以及远在太平洋赤道地区的夏威夷。美国广大土地上包含各种自然景观。从佛罗里达温暖的海滩到阿拉斯加寒冷的北国地带;从中西部平坦广阔的大草原到终年为冰雪覆盖的落矶山脉,其中尤其享誉全球的是壮观的大峡谷、伟大的密西西比河,及声如雷鸣的尼加拉大瀑布。 (2)山河湖海: 美国本土位于北美洲南部,东临大西洋,西濒太平洋,北接加拿大,南靠墨西哥及墨西哥湾。全境由东向西可分为五个地理区:东南部沿岸平原分大西洋沿岸平原和墨西哥沿岸平原两部分。这一地带海拔在200 米以下,多数由河川冲积而成,特别是密西西比河三角洲,乃是世界上最大的三角洲,土质油黑,土壤肥沃。河口附近有一些沼泽地。位于这一地理区的佛罗里达半岛是美国最大的半岛。 阿帕拉契山脉位于大西洋沿岸平原西侧,基本与海岸平行,长约2300 多公里,一般海拔1000 ~1500 米,由几条平行山脉组成。内地平原呈倒三角形,北起漫长的美国与加拿大边界,南达大西洋沿岸平原的格兰德河一带。西部山系由西部两条山脉所组成,东边为落矶山脉,西边为内华达山脉和喀斯喀特山脉,乃旧褶曲运动后的产物。内华达山脉的惠特尼峰海拔4418 米,为美国大陆最高点,喀斯喀特山脉的雷尼尔山海拔4392 米,仅次于惠特尼峰。西部山间高原由科罗拉多高原、怀俄明高原、哥伦比亚高原与大峡谷组成,为美国西部地质构造最复杂的地区。大峡谷位于亚利桑那州西北部,由一系列迂回曲折、错综复杂的山峡和深谷组成,气势雄伟,岩壁陡峭,为世界上罕见的自然景观。美国河流湖泊众多,水系复杂,从总体上可分为三大水系:凡位于落矶山以东,注入大西洋的河流都称为大西洋水系,主要有密西西比河、康乃迪克河和哈得森河。其中密西西比河全长6020 公里,居世界第三位。凡注入太平洋的河流称太平洋水系,主要有科罗拉多河、哥伦比亚河、育空河等。北美洲中东部的大湖群,包括苏必略湖、密西根湖、休伦湖、伊利湖和安大略湖,总面积24.5 万平方公里,为世界最大的淡水水域,素有“北美地中海”之称,其中密西根湖属美国,其余四湖为美国和加拿大共有。苏必略湖为世界最大的淡水湖,面积在世界湖泊中仅次于里海而居世界第二位。 (3)气候天气: 美国的气候大部分地区属温带和亚热带气候,仅佛罗里达半岛南端属热带。阿拉斯加州位于北纬60 至70 度之间,属北极圈内的寒冷气候区;夏威夷州位于北回归线以南,属热带气候区。但由于美国幅员辽阔,地形复杂,各地气候差异较大,大体可分为五个气候区。东北部沿海的温带气候区,因受拉布拉多寒流和北方冷空气的影响,冬季寒冷, 1 月份平均温度为-6℃左右,夏季温和多雨,7 月份平均温度为16℃左右,年平均降雨量为1000 公厘左右。东南部亚热带气候区,因受墨西哥湾暖流的影响,气候温暖湿润, 1 月份平均温度为16℃,7 月份平均温度为24 ~27℃,年平均降雨量为1500 公厘。中央平原的大陆性气候区呈大陆性气候特征,冬季寒冷,1 月份平均温度为-14℃左右,夏季炎热,

日本国概况中文翻译

一,日本的地理 1,位置 日本是为于亚洲大陆的岛国。由3000多个岛组成,主要是北海道,本州,四国,九州。隔海北临サハリン?シベリア、西临朝鲜半岛,中国。因为具有不会被卷入大陆的政治变动中,可以吸收大陆文化的有利位置,日本建国以来,即保留固有的文化,又吸收外来文化,形成独自的融合文化。 2,国土 全国4分之3被森林覆盖。山不高,位于本州中部的阿尔卑斯山高3000米,除此之外,超过2000米的山很少,火山很多,主要的有150个,因为没有广阔的平原,河川短而急。因为日本列岛属于地壳变动带,所以地震很多。日本面积38万平房米,是英国的1.5倍,和美国的阿尔福尼亚州一样大。 3,人口 日本总人口1亿2628万人(1998年),位居世界第8。中国:12亿5570万人,印度:9亿8222万人。美国:2亿7403人,印度尼西亚:2亿634万人,巴西:1亿6585万人,巴基斯坦:1亿4817万人,俄罗斯:1亿4743万人,人口大多分布在气候温暖,交通,产业发达的太平洋沿岸的平原,从本州的南关东至北九州集中人口70%.还有随着工业的发展,人口集中在城市,农村明显减少。 以东京都的783万人(97年,包含郊外1.158万人)为首,人口在100万以上的城市有11个,东京包含郊区,人口占世界第5位。 4,地形 日本列岛被太平洋,日本海包围,和大陆之间由浅大陆架连接。太平洋岸有非常深的日本海沟,伊豆小笠原海沟。由于日本有几个火山群,所以地形变化丰富。河川短,急流,山间没有深的峡谷,海岸线错综复杂。有很多风光明媚的地方,也散布很多温泉。 日本列岛位于环太平洋地震带上,火山活动也很活跃是世界上少有的地震多发地带(1923年的关东大地震,《震级7.9》使包含东京在内波及很大范围受到损害。1995年阪神,淡路大地震《震级7.2》使神户以及淡路岛为首的阪神地区遭受很大的损害。第二大地震) 5,气候 日本位于中纬度,气候温暖。中央部的东京平均气温15.3摄氏度。从列岛北部到南部有3000公里,所以气温温差大,年平均气温6-22摄氏度。雨量大,每年降水量达到1600-1700毫米。从早春到夏的植物生育期,特别是6月-7月的梅雨期经常下雨。夏季和秋季每年数次台风,大量的降雨。 日本列岛受有规则的季节风支配,冬季寒带气团南下,夏季热带气团北上。被两气团覆盖的冬季和夏季都会延长数月,季节风交替的山谷,春季和秋季各两个月。 冬季,吹北西季节风持续下雪的日本海岸和多数晴天干燥的太平洋形成对照的天气气候。本州南部的夏季热,和东南亚并列或往上的地方是典型的照叶树林带气候。夏季的3-4月,说和东南亚同样的气候是因为以日本农耕文化基础芋和稻为首,南方生物随着热带气团也会北上。这一点是将日本文化的基本性格转为南方型的有力证据。 6,山,川,湖 日本约70%都是山区,特别是本州中部有飛騨、木曾,赤石三个山脉,耸立着3000米以上的被称为北,中央,南阿尔卑斯。总称是日本阿尔卑斯。这是1896年英国人ウェストン起的名。 富士山,高3776米,是日本最高的山,也是典型的圆锥形火山(1707年有过一次爆发后,过去约3个世纪没有火山爆发)。有宽广美丽的原野。冬季山腰以上都被雪覆盖,更增加了一份美丽。 现在,日本有浅间山,阿苏山,樱岛,云仙岳,三原山等约60个活火山。 河川短而急,最长的信农川有367公里,落差很大的急流适用于水利发电,形成美丽的峡谷,但是在交通方面无法被利用,反而会造成洪灾。 湖在山间,水清澈见底。但是规模很小,最大的琵琶湖有674平方米。还有最深的湖市田沢湖,水深423米。除此之外还有由砂丘,砂州与外海分离所形成的浅滩:霞ケ浦168平方米。 7,植物 日本气候有明显的地域差,植物生态复杂多极化。日本有约4500种植物,其中约1000种是日本固有的。 包括北海道的日本北方可以看到冷杉等针叶树等和西北利亚地区相似的植物。 从日本中部到九州的平原有很多栗等温带落叶树。

世界地理概况填图完整

世界地理概况填图完整 第一部分:世界地理重要地理事物 大洲和大洋 1 ?读图1-1-1,填图并回答: (1) 将下列七大洲填写在图上: A 亚洲 B 非洲 C 南美洲 D 南极洲 E 大洋州 F 北美洲 G 欧洲 (2) 将下列四大洋填写在图上: A 太平洋 B 印度洋 C 大西洋 D 北冰洋 2 .读图1 — 1 — 3,填图并回答: (1) 将下列大洲、海峡、岛屿的代号填写在图上: A 北美洲 B 亚洲 C 欧洲 D 白令海峡 E 冰岛 F 格陵兰岛 亚洲 世界地理概况填图完整 40* 60" HU" 11XF iiu 円 圈1-1-3北凉洋及關曲地区圈 40* 64T 80* 100" 12『 14『 闻 西经]BO 东经 160 2O U 两经 O B 东经血

读图1-2—1回答: B1-2-1 豪為團 (1)将图中代号所表示的半岛和高原名称填写在下列横线上: 半岛:A ________________ ,B __________________ ,C ____________________ 高原:D _____________________ E ___________________ , F _____________________ 。 (2)将图中代号所表示的山脉名称填写在下列横线上: G ___________________ ,H ________________________ ,I __________________________ , J ______________________ ,K _______________________ 。 ⑶将图中代号所表示的水域(湖泊、海、海湾等)名称填写在下列横线上: ①__________________ ,② __________________ ,③__________________ ,④____________________, ⑤__________________ ,⑥ __________________ ,⑦__________________ ,⑨____________________, ⑩__________________ 。 (4)将图中代号所表示的河流名称填写在下列横线上: L _______________ ,M ________________ ,N ________________ ,O _________________ ,P ________________ , Q ___________ , R ____________ , S ___________ , T ___________ ° (5)把马六甲海峡、霍尔木兹海峡、台湾海峡、曼德海峡、朝鲜海峡、苏伊士运河填在上图中。 答案:(1)阿拉伯半岛印度半岛中南半岛青藏高原蒙古高原伊朗高原 (2)喜马拉雅山昆仑山天山大兴安岭乌拉尔山 (3)地中海北冰洋日本海阿拉伯海里海贝加尔湖孟加拉湾黑海咸海 (4)卾毕河叶尼塞河勒拿河黑龙江黄河长江湄公河恒河印度河

世界地理概况练习(提分专用)

世界地理概况练习(提分专用) 一、选择题 (2019·齐鲁名校联考)“一带一路”是“丝绸之路经济带”和“21世纪海上丝绸之路”的简称。丝绸之路经济带,东边牵着亚太经济圈,西边系着欧洲经济圈,被认为是世界上最长、最具发展潜力的经济大走廊。下图为“一带一路”示意图,依据图文材料,回答1~3题。 1.古代中国的商船航行于海上丝绸之路时,下列描述正确的是() A.中国的商船一般选择夏季从中国南方沿海地区出发,冬季从非洲东部沿海地区返回B.夏季航行到索马里附近海域时发现此处水温较低,且海面上有大量捕鱼的渔船 C.当他们顺风由中国泉州南下到新加坡时发现当地正午日影位于南方 D.返航时途经加尔各答可以大量购置棉花,带回国内 2.建设陆上丝绸之路——铁路过程中可能遇到的不利自然条件有() ①气候寒冷,冻土广布②生态环境脆弱,环境保护困难③多高原山地,多地质灾害④沙漠广布,气候恶劣 A.①②④B.①②③ C.②③④D.①③④ 3.随着“一带一路”战略的实施,下列关于沿线国家和地区发生的变化可信的是() ①产业向沿海港口及国际铁路沿线、边境口岸等地区集聚②基础设施投资增大,高速公路、铁路、港口、航空等交通运输系统更完善③资源开发力度增大,环境污染和生态破坏的范围和程度可能加大④欧洲国家通过提供大量资金、技术、管理等方式参与“一带一路”战略,亚欧经济联系更加密切 A.①③B.②③ C.②④D.①④

解析:1.B 2.C 3.A第1题,中国古代商船为实现顺风顺水航行,一般选择冬季从南方沿海出发,夏季从非洲东部沿海地区返回;夏季索马里附近海域由于吹离岸风,形成上升补偿流(索马里寒流),鱼类饵料丰富,是捕鱼的好时机;从中国泉州南下到新加坡时,正值北半球的冬季,太阳直射点位于南半球,新加坡正午日影朝北;加尔各答并不盛产棉花。第2题,陆上丝绸之路主要经过中亚地区,铁路沿线没有冻土分布。第3题,“一带一路”主要发展的是铁路和港口交通系统,②错;欧洲国家没有通过提供资金、技术、管理等方式参与“一带一路”战略,④错。 (2019·武汉模拟)读图,回答4~5题。 4.从成因上看,世界最高山峰与世界最深海沟都位于() A.两大板块的消亡边界B.两个大陆板块交界处 C.两个大洋板块交界处D.板块的内部 5.分析图中信息可知() A.全球陆地面积约为海洋面积的30% B.全球陆地近一半海拔在大陆平均值内 C.海洋平均深度数值远远大于大陆平均高度数值 D.大陆架的海水深度是全球海水平均深度的1/2 解析:4.A 5.C第4题,世界最高峰是珠穆朗玛峰,是亚欧板块与印度洋板块碰撞形成的;世界最深海沟是马里亚纳海沟,是亚欧板块与太平洋板块碰撞形成的;都处于板块的消亡边界。第5题,仔细读图,全球陆地面积约为1.49亿平方千米,约为海洋面积的40%,A错;全球陆地近2/3海拔在大陆平均值内,B错;图中明显表明,海洋平均深度约为4 000 m,而陆地平均高度约为1 000 m。海洋平均深度数值远远大于大陆,C对;大陆架的海水深度一般不超过200 m,而全球海水平均深度为4 000 m,两者相差很大,D错。 (2019·郑州联考)如图为某半球30°~40°纬度带海陆分布示意图。据此完成6~7题。

日本国家概况论文

关于日本企业文化受中国传统文化影响的探究 内容提要:随着社会的不断发展和科技的进步,企业文化已成为未来企业兴衰存亡的关键因素,而企业文化必然深受传统文化的影响。传统文化是建设企业文化基础和前提。而中国的传统文化对日本产生了巨大的影响。本文就中国传统文化在企业文化建设中的现实价值、日本的企业文化和企业精神、中国传统文化在日本企业文化中的应用以及日本的企业文化受中国传统文化的影响进行探究。 关键词:日本企业文化企业精神中国传统文化吸纳影响 参考文献: [1]巴斯克、艾索思日本的管理艺术广西民族出版社 1984 第2页. [2]鲍宗豪决策文化论上海:上海三联书店 1997 第224页. [3]郑凤田日本人企业家精神中国经济出版社 2001 [4]东方人的智慧光明日报出版社 2008 [5]日经产业新闻日本1987.2.3 [6]日本学刊 1997 第四期 日本文化是通过吸收、选择、融合外来文化才得以形成的混合文化。中国自古以来就对日本产生着深刻影响,特别是恢弘磅礴的唐文化,被日本变形、融合,使之日本化,最后使大和文化日渐丰盈起来。可以说,日本对中国文化的学习是多方面的、长期的历史过程。中国的传统文化对日本产生了巨大的影响。 20世纪70年代以来,:日本在战后不到30年的时间里,以惊人的发展速度一跃成为仅次于美国的世界经济强国。日本在各个特定行业都取得领先地位——横扫英国的摩托车业,超越德国和美国的汽车生产,抢夺德国和瑞士的钟表、摄影机、光学仪器等生意,打击美国在钢铁、造船、钢琴、拉链、一般用电子产品上的传统优势。日本之所以能够创造世界经济史上的奇迹,除了有利的国际环境外,在国内条件中,人的因素起了重要作用。日本人常说:“日本没有土地,没有资源,有的只是阳光和空气。”在这样一个贫瘠的岛国里,他们非常好的挖掘和利用了人的自然资源。日本的经济奇迹的关键除了完善的市场经济体制外,重要的在于它特色的企业文化。日本经济的发展和企业的成功繁荣,也离不开日本独具风格的企业精神和文化 日本的企业精神受到了中国唐宋明清以来传统文化的深巨影响,再加上西方的科学思维和管理,才有了日本今天的成就。中国传统文化的精神是注重内在的充实和外在的起用,也就是所谓的理论与实践相结合。外在能否起用、起用的大小如何,就在于内在是否充实、充实的大小如何。中国传统文化在某一时代,某一阶段,更注重外在的起用,也就是所谓的行愿。这种行愿最终要落实到我们的民族国家、社会上面,不单是个人上面。众生成就,你我才成就,国家社会成就,你我才成就,老百姓成就,企业才算成就。日本人活学活用了中国的传统文化,把中国传统文化的精神充分的融入到他们自己的文化之中。 一、关于中国传统文化在企业文化建设中的价值 关于中国传统文化在企业文化建设中的价值,传统文化是发端于历史、流传于现代的文化,是历史沉淀下来的文化。它是一座价值无与伦比的伟大文化殿堂。中国传统文化是现代企业文化的心理价值,已经被国内外许多事例所昭示。日本学者伊藤肇曾经指出:“日本企

日本地理概况(全日文)

日本地理概况 日本の位置と面積 第一節位置と国土 日本はアジア大陸の東側に南北3,000kmにわたって、弧状に位置している島国である。日本の東と南西には太平洋があり、アジア大陸と日本の間には、オホ―ツク海と日本海と東中国海がある。 日本は日本海と東中国海を隔てて、中国、韓国、北朝鮮と向い合い、東は広い太平洋を隔てて、アメリカ大陸と相対している。北にはオホ―ツク海を隔てて、ロシアのシベリアがあり、南には太平洋を隔てて、フィリピンやインドネシアなどの国々がある。特に、朝鮮半島とは対馬海峡で、また樺太(サハリン)とは宗谷海峡で接しており、大陸や近隣の島々と極めて近い位置にある。こうした地理的条件は、大陸からの人間や文化の移動を容易にし、日本という国家の形成に大きな役割を果たした。 日本と中国は「一衣帯水」の隣国であり、上海から九州の長崎まで約460海里、台湾省から日本の南西諸島の南端までは、約60海里しか離れていない。 日本は東経約123度(沖縄県の与那国島)から154度(東京都の南鳥島)、北緯約20度半(東京都の沖の鳥島)から45度半(北方領土の択捉島)の間にあり、首都東京は東経140度、北緯36度にある。 日本の国土は本州?北海道?九州?四国の四つの大きな島ほか、散在する4,000弱の島からなっている。これらは日本列島と総称されている。 国土の面積は約37万8,000km2である。北海道は本州の北にあり、九州は本州の南西にあって、四国は本州の南にある。その中で、本州の面積が一番大きく、全国面積の61%を占めている。ついで、北海道は22%、九州(沖縄県を含む)は12%、四国は5%をそれぞれ占めている。 日本の国土は、北から北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州、沖縄の九つの地方に分けられる。これらの地方区分は地形などの自然的特性と地域の産業や歴史的変遷を基礎にして分けられたもので、行政上の地方区分ではない。 行政上では、日本は1都(東京都)、1道(北海道)、2府(大阪府、京都府)、43県に分けられている。東北地方と関東地方には県が十二あり、中部地方には九つの県があり、近畿地方と中国地方には県が十、四国地方には県が四つ、九州地方には県が七つある。沖縄地方は沖縄県一つである。日本の都、道、府、県にはそれぞれ都庁、道庁、府庁、県庁が設けられ、その下に

世界地理北美美国知识总结

北美美国 自然地理特征 一:位置范围 1.经纬度位置:30°N—80°N 170°W—90°W----20°W 2、海陆位置:美洲北部,北起北冰洋,南至墨西哥湾,东靠大西洋,西临太平洋 二:地形 南北纵列三大地形区,以山地、平原为主 地势:东西两侧高中间低 西部高山区:落基山、海岸山、内华达山等组成科迪勒拉山系北段;山脉盆地 高原相间; 位于美洲板块与太平洋板块交界处,多火山地震,年轻,海拔高。(多4000m以上高山) 东部高原山地区:拉布拉多高原、阿巴拉契亚山地,古老,海拔较低。(多1000m以下) 中部平原区:中央大平原,北部多冰蚀湖,南部密西西比河平原 三:气候 温带大陆性气候为主;特征:冬冷夏热,降水较少,夏雨稍多。 地形对北美气候影响较大 1.海岸山脉紧逼着太平洋沿岸,迎风坡地形雨丰沛。但是,海岸山脉阻挡了太平洋上的暖湿西风向东深入,限制了温带海洋性气候和地中海气候向东延伸,使上述二种气候呈南北向带状分布于沿海地区。山间高原盆地由于地形闭塞,海洋水汽难以进入,因此,气候干旱,呈现出荒漠的景象。 2.东部山地西北坡面迎冬季西北风,常造成大雪;东南坡面对大西洋水汽产生抬升作用,造成地形雨。但因东部高低缓,连续性差,冬季干冷的西北风可影响到东海岸,夏季从大西洋的暖湿气流亦可越过高地,进入内陆。 3. 中部平原地区气温、降水季节变化最大,大陆性较强。这是因为中部平原地势低平,贯通南北,致使南北气流畅通无阻。冬季极地冷气团可长驱南下,骤然降温,形成大风和寒潮天气。夏季来自墨西哥湾的热带暖气团可自由北上,使本区普遍暖热。中部平原在冷暖气团交替控制之下,形成气温、降水季节变化据烈、大陆性较强的温带大陆性气候。 北美洲年降水量的空间分布特征

日本国家概况(日文版)

日本国家概况(日文版) 第一章日本の位置と面積 第一節位置と国土 日本は?ジ?大陸の東側に南北3,000kmにわたって、弧状に位置している島国である。日本の東と南西には太平洋があり、?ジ?大陸と日本の間には、オホ―ツク海と日本海と東中国海がある。 日本は日本海と東中国海を隔てて、中国、韓国、北朝鮮と向い合い、東は広い太平洋を隔てて、?メリカ大陸と相対している。北にはオホ―ツク海を隔てて、ロシ?のシベリ?があり、南には太平洋を隔てて、フ?リピンや?ンドネシ?などの国々がある。特に、朝鮮半島とは対馬海峡で、また樺太(サハリン)とは宗谷海峡で接しており、大陸や近隣の島々と極めて近い位置にある。こうした地理的条件は、大陸からの人間や文化の移動を容易にし、日本という国家の形成に大きな役割を果たした。 日本と中国は「一衣帯水」の隣国であり、上海から九州の長崎まで約460海里、台湾省から日本の南西諸島の南端までは、約60海里しか離れていない。 日本は東経約123度(沖縄県の与那国島)から154度(東京都の南鳥島)、北緯約20度半(東京都の沖の鳥島)から45度半(北方領土の択捉島)の間にあり、首都東京は東経140度、北緯36度にある。 日本の国土は本州?北海道?九州?四国の四つの大きな島ほか、散在する4,000弱の島からなっている。これらは日本列島と総称されている。 国土の面積は約37万8,000km2である。北海道は本州の北にあり、九州は本州の南西にあって、四国は本州の南にある。その中で、本州の面積が一番大きく、全国面積の61%を占めている。ついで、北海道は22%、九州(沖縄県を含む)は12%、四国は5%をそれぞれ占めている。 日本の国土は、北から北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州、沖縄の九つの地方に分けられる。これらの地方区分は地形などの自然的特性と地域の産業や歴史的変遷を基礎にして分けられたもので、行政上の地方区分ではない。 行政上では、日本は1都(東京都)、1道(北海道)、2府(大阪府、京都府)、43県に分けられている。東北地方と関東地方には県が十二あり、中部地方には九つの県があり、近畿地方と中国地方には県が十、四国地方には県が四つ、九州地方には県が七つある。沖縄地方は沖縄県一つである。日本の都、道、府、県にはそれぞれ都庁、道庁、府庁、県庁が設けられ、その下に 市、町、村、などの順序で行政機構が設けられている。 日本の47の行政区域の中で、面積が一番広いのは北海道で、東京都の37倍もあり、一番狭いのは大阪府で、北海道の45分の1しかない。 練習問題 一、次の質問に答えなさい。 1、日本海はどこにありますか。 2、日本は?ジ?大陸の東にありますか、西にありますか。 3、オホーツク海は日本海の南にありますか、北にありますか。 4、太平洋は日本の東にありますか、北にありますか。

世界地理北美美国知识总结

世界地理北美美国知识 总结 Document number:PBGCG-0857-BTDO-0089-PTT1998

北美美国 自然地理特征 一:位置范围 1.经纬度位置:30°N—80°N 170°W—90°W----20°W 2、海陆位置:美洲北部,北起北冰洋,南至墨西哥湾,东靠大西洋,西临太平洋二:地形 南北纵列三大地形区,以山地、平原为主 地势:东西两侧高中间低 西部高山区:落基山、海岸山、内华达山等组成科迪勒拉山系北段;山脉盆地 高原相间; 位于美洲板块与太平洋板块交界处,多火山地震,年轻,海拔高。(多4000m以上高山) 东部高原山地区:拉布拉多高原、阿巴拉契亚山地,古老,海拔较低。(多 1000m以下) 中部平原区:中央大平原,北部多冰蚀湖,南部密西西比河平原 三:气候 温带大陆性气候为主;特征:冬冷夏热,降水较少,夏雨稍多。 地形对北美气候影响较大 1.海岸山脉紧逼着太平洋沿岸,迎风坡地形雨丰沛。但是,海岸山脉阻挡了太平洋上的暖湿西风向东深入,限制了温带海洋性气候和地中海气候向东延伸,使上述二种气候呈南北向带状分布于沿海地区。山间高原盆地由于地形闭塞,海洋水汽难以进入,因此,气候干旱,呈现出荒漠的景象。 2.东部山地西北坡面迎冬季西北风,常造成大雪;东南坡面对大西洋水汽产生抬升作用,造成地形雨。但因东部高低缓,连续性差,冬季干冷的西北风可影响到东海岸,夏季从大西洋的暖湿气流亦可越过高地,进入内陆。 3. 中部平原地区气温、降水季节变化最大,大陆性较强。这是因为中部平原地势低平,贯通南北,致使南北气流畅通无阻。冬季极地冷气团可长驱南下,骤然降温,形成大风和寒潮天气。夏季来自墨西哥湾的热带暖气团可自由北上,使本区普遍暖热。中部平原在冷暖气团交替控制之下,形成气温、降水季节变化据烈、大陆性较强的温带大陆性气候。 北美洲年降水量的空间分布特征 从东南向西北递减,到太平洋沿岸又增多 形成原因1、东部山地低缓,对大西洋的湿润气流阻挡不显着,降水由沿海向内陆递减; 2、来自太平洋的湿润气流受高山阻挡,在迎风坡形成丰富降水,且沿岸有暖流流经增温增湿 四:河湖 1:密西西比河:发源于美国西北的落基山脉,由北向南纵贯美国大平原,最后在北纬30度,东经90度注入墨西哥湾,支流众多,呈不对称的树枝状水系,东侧支流少,流域面积小;西侧支流多,流域面积大。是世界上第四大河。 2:圣劳伦斯河:五大湖的出水道,流域内降水较丰沛,加上有五大湖调节,水量大而稳定。

日本地理环境对日本文化的影响

日本地理环境对日本文化的影响 摘要: 日本的地理环境, 自然面貌对铸造日本民族性格有很大影响。本文分析了日本的地理环境特点并讨论了日本的地理环境特点对日本人的思想性格的影响 。尊重自然, 尊重现实的特点, 形成了日本人对现实容忍的思维方式, 他们能面对各样的思想采取融和的立场,对社会规则采取各得其所,各安其分的态度。岛国狭小的地理位置又使得日本人在语言行为上更小心谨慎,注重细节和礼节,同时这种四面环海的包围状态构成了日本独特的家本位的思想及集团感。而土地和自然资源的有限在一定程度也限制了日本的发展,使得日本人在思想性格上形成了既自卑又自强的心态。这一切都与其独特的地理环境有着密切的关系。 关键词:日本地理环境日本人的思想性格 日本作为“东方的西方”,日本民族是个极有特点的民族。美国当代著名的文化人类学者本尼狄克特指出:“日本人既好斗又和善,既尚武又爱美,既蛮横又文雅,既刻板又富有适应性,既顺从又不甘任人摆布,既忠诚不二又会背信弃义,既勇敢又胆怯,既保守又善于接受物这与日本的地理环境 有着不可分割的联系。本文就日本的地理环境对日本文化的影响加以论述。 自然环境的多变与日本人的宽容忍耐,谨慎的性格 (语言,行为,遵规守纪各得其所,各安其分) 日本列岛四面环海, 境内青山层峦叠翠, 众多的湖、溪、河、川点缀其中, 岛上的动植物种类繁多, 四季景观美不胜收, 但是列岛的气象变化多端, 台风季节, 狂风暴雨无情袭击列岛; 寒冬季节, 日本是世界上降雪最大最多的地区之一, 富士山顶的皑皑白雪终年不化。加上火山、海啸、地震亦频仍发生……埃德温。赖肖尔说: “台风已使日本人习惯忍受自然灾害, 并能泰然处之。这种听天由命的思想甚至可以称之`’‘为台风心理状态, 但是, 其他自然灾害也助长了这种宿命论观点。因为大部分日本山脉是由火山形成的, 而且至今仍有许多活火山, 故有时还有火山爆发之灾。……由于江户( 东京旧名) 周期性地发生强烈地震, 人们普遍认为, 每隔六十年就要有一次大地震。总之, 日本人有一种承认自然可怕威力的宿命论思想, 但与此同时, 也锻炼出了在这种灾难以后重新开始奋发图强的巨大能力。” 1 生长在这样环境的日本人感觉灵敏, 性格即“宽容”又“忍 它不是忍气吞声,而是卧薪尝胆!包括这种勤奋,它不也是对艰苦的一种忍耐么?!日本人的忍,他是有某种目的为前提的忍!他们可以为了某个目标忍耐很久,做很多准备工作,然后当时机来临的时候,达到最终目的。日本大街上,很安静,电车里很安静!其实日本人不喜欢那么张扬,他们不说不代表他们不想~~他们其实也会有自己的想法,只是不会跟所有人都说出来~~也不会很张扬的表现出来~他们可能不会告诉你他们想去埃及旅行,他们只会在坐电车的时候开始算旅行的话要多少钱,然后下车的时候去车站那份找兼职的报纸,之后打工赚够去旅行的钱,等旅行回来之后告诉你他们去了埃及~日本人很沉默,特别是工作的时候,他们会先安静的想好,然后才有条例的去做~~他们不爱面子,只看实质!总是说日本经济大萧条~~也并非如此,只不过萧条的时候他们跟全世界说他们萧条的很惨!等他们经济恢复的时候,他们开始沉默了~~进入冥想状态,一声不出~~他们觉得,现在恢复了,我们在努力努力可能经济会更好!就业率更高,社会保障会更完善,不用跟世界说我们现在好了,忍一忍,忍一忍~~

日本国家概况结课论文

浅析日本文化的双重性 会计102 陈沁文100624222 日本与我国一衣带水,自古就与我国交流甚密受我国影响深远。日本文化与我国有许多相似之处,但是又存在很大差异。怀着对日本文化的兴趣,我选修了“日本国家概况”这门课,认识了形形色色的东瀛文化。 大一期间我选修过中日文化对比这门课,与日本国家概况的课程内容稍有重复。但是坐下来静静地听老师讲日本文化,欣赏PPT,偶尔看动漫,下课听听日文歌,实在是一件享受的事。 如果忽略政治的因素,单单用心去了解和感受日本文化,是一件有趣又令人着迷的事。说起日本,大家都不忘樱花,富士山,寿司,和服。对于90后的年轻一代来说,日本的文化还包括宫崎骏的动漫,久石让的音乐,岩井俊二的电影,以及柏原崇,中孝介,山下智久等很多优秀的日星。但是也会有人不忘提起日本火热的情色娱乐产业,恐怖电影等等。有点又纯真又变态的意味。 日本文化起源于中国,但是,无论日本和中国在历史上文化交流是多么频繁,相互影响是多么深远,从古至今,日本文化的发展还是有它的许多特点,有许多既不同于中国,又不同于西方的发展规律。有许多看起来是很矛盾对立的现象,可是又和谐地结合在一起,从而形成了自具一格的东亚文化,这种情况可以说是举世罕见的。所以美国哲学家穆尔认为,日本文化是“所有伟大的传统中最神秘的,最离奇的”。 记得开学第一节课,老师的最后几张PPT提到了日本的武士道,还有一本标题为《Bushido,the soul of Japan》的书。武士道尚武,但也与一些儒家的道德仁义相结合,这使得武士道的存在在道德上得到支持,同时又不妨碍武士们在认为需要的场合用暴力解决问题,更理直气壮地成为社会所崇尚的榜样之一。追求平和与崇尚暴力既各自存在,则必有相关联的层面。它们的结合导致了一种日本所特有的瞬间暴力的审美情趣。

日本国家概况复习提纲

日本国家概况复习提纲 日本的地理: 1.日本位为亚洲大陆东边,被太平洋/日本海所包围。和大陆之间由浅的 大陆架连接。主要由北海道,本州,四国,九州组成。西邻朝鲜半岛/中国。 2.日本所处的位置不会卷入大陆的政治变动中,相反具有吸收大陆文化 的有利地形。因此日本建国以来即保持固有的文化,又吸收外来文化融合成自己独有的文化。 3.日本国土面积:38万平方公里。人口:1亿2628万人。人口多分布 在太平洋沿海平原。人口在100万人以上的城市有11个。 4.东京总人口:1158万人,位居世界第5位。东京位于日本中部。 5.日本列岛位于环太平洋上,火山活动也很活跃。所以经常发生地震。 6.日本大地震:1923年关东大地震;1995年阪神/淡路大地震;2011年东 北(宫城县)大地震 7.日本气候温暖,各地域温差很大,四季变化明显。由于这种气候特征 造成夏秋季雨和台风都很大。 8.日本山地面积占总面积的70%。日本的陆地面积有377880平方公里, 约为我国领土面积的二十六分之。由北海道、本州、九州、四国四个 大岛和6800多个小岛组成。其中,本州岛面积最大:22.74万平方公里,占全国面积的60%。日本的地形以山地和丘陵为主。最大的平原的关东平原。 9.日本阿尔卑斯山位于本州的中部,高3000米。 10.日本有60个活火山 11.日本的河流短而急。急流用于水利发电,影响:引发洪水。 12.霞ケ浦是由砂丘和砂州与外海分离出来的。 13.因为日本地域差别显著所以造成了植物生态复杂而多极化。 14.能看到针叶树的地方是包含北海道的北部。温带落叶树很多的地方是 从日本中部到九州的平地。 15.日本人喜欢的花是樱花。樱花季节从冲绳开始北上。因此如果北上旅 行的话三个月都可以观赏到樱花。 16.日本铁路全长2万300公里,其中JR占80%。 17.连接本州和九州:関門隧道 连接本州和北海道:青函隧道(53.85公里位居世界第一) 连接本州和四国:濑户大桥 18.日本的国土

日本的地理——位置及气候分解

日本的地理——位置及气候 1 关于日本地理位置的描述错误的是()。 A、位于亚洲大陆东侧 B、南北成弓状 C、大约3600km D、四个大岛 正确答案:C 2 东京的位置是()。 A、东经138度,北纬36度 B、东经140度,北纬36度 C、东经138度,北纬38度 D、东经140度,北纬38度 正确答案:B 3 东京距离纽约的距离约为()。 A、8910公里 B、9550公里 C、8740公里 D、10850公里 正确答案:D 4 日本从北到南岛屿依次为:北海道、本州、九州、四国。()正确答案:× 5 日本国土面积大约是中国的1/25。() 正确答案:√ 6 日本气候属于温带海洋性季风气候。() 正确答案:√ 日本的地理——四季及地形 1 日本神山“富士山”的海拔约为()。 A、3589米 B、3685米 C、3776米 D、4352米 正确答案:C

2 《雪国》的作者是()。 A、村上春树 B、夏目漱石 C、渡边淳一 D、川端康成 正确答案:D 3 日本森林覆盖面积约为()。 A、0.6 B、0.66 C、0.7 D、0.72 正确答案:B 4 日本入夏不久会出现梅雨期,且持续时间较长。()正确答案:√ 5 日本是世界上红叶最美的国家。() 正确答案:× 6 东京年降水量约为1400mm.() 正确答案:√ 7 日本地形复杂,河流短急,海岸线曲折。() 正确答案:√ 日本的地理——地形及人口 1 日本人口大约多少?() A、1亿 B、1.26亿 C、1.56亿 D、1.97亿 正确答案:B 2 世界人口排名第三的国家是()。 A、印尼 B、印度 C、美国

美国概况政治地理

美国概况-政治习题(2008-10-12 15:29:05) Political System 1. The Judicial Branch is headed by _____. A. the Supreme Court B. Congress C. President 2. The general election in America is held every _____ years. A. 5 B. 4 C. 6 D. 3 3. The symbol of the US Democratic Party is _____. A. donkey B. elephant C. eagle 4. _____ has the sole right to interpret the Constitution. A. The Cabinet B. The Supreme Court C. President D. Congress 5. The symbol of the US Republic Party is _____. A. tiger B. elephant C. donkey 6. The political system of the US is based on the following except _____. A. federalism B. the constitutional monarchy C. the separation of powers D. respect for the constitution E. the rule of law 7. The US Federal Government is composed of the following except _____. A. the legislative B. the standing committee C. the judicial D. the executive 8. The number of Congressmen from each state varies depending on _____. A. the size of the area B. the size of the population C. the tradition D. the wealth 9. The Democratic Party of America was founded in _____. A. 1845 B. 1828 C. 1787 10. There are _____ departments in American Government. A. 13 B. 14 C. 15 11. The law-making or the legislative body in the government is _____. A. the Supreme Court B. the Congress C. the Cabinet D. the president’s committee 12. All states in America have the legislative branch of two houses except the state _____. A. Nebraska B. Nevada C. Oregon 13. In each state there are about _____ counties on average. A. 30 B. 50 C. 60 14. The members in the Senate must be at least _____ years old and those in the Representative _____ years old. A. 40, 30 B. 30, 26 C. 30, 25 15. The tenure of office of federal judges is _____ years long. A. 8 B. for life C. 5 16. The Democratic and the Republican Parties gradually lost their differences after _____. A. 1865 B. 1860 C. 1870 17. There are _____ presidential electors for all the states. A. 535 B. 100 C. 538 D. 435 18. The Federal Government and the states governments are supposed to _____ each other.

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